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起動したままメモリの開放をする〜WindowsとMac、それぞれの場合の手順

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起動したままメモリの開放をする〜WindowsとMac、それぞれの場合の手順

Macに限らずWindowsでも他のOSでも長期間使っていると、だんだんメモリを開放しなくなって結果的にメモリ不足になる。

こういうのをWindowsの世界ではメモリリークと呼んでいるのかな?
Macの世界では…「メモリが足らん」という専門用語で呼ばれている。

これはいろいろアプリを使ったり、プロセスを長期間走らせているとどのOSでも多かれ少なかれ起こる現象だ。
一番有効な対策も、どのOSも同じだ。
再起動ということになる。

再起動ほど確実で効果の高い方法は、どのOSでも無い。
なのでMacでもWindowsでも再起動すればよい。
以上終わり…ではわざわざ記事を書く意味がない。

再起動すれば解消されるのは分かっているが、再起動したくない時がある。
メモリの開放のためだけにわざわざ再起動するのも片腹痛いという思いもある。
なにかをワンクリックするだけでメモリを開放できればその方がいい。

Macではその方法がある。
そういうアプリはいくつか有るが、私は
MainMenu

MacPurge

Purge Memory

ここいらのアプリを使っている。

また盟友うむらうすのハルさんの発見で、Mac OS XはLoate Data Baseの修復コマンドを走らせると、メモリを開放する癖がある。
なぜだかは知らない。
だが、その癖は利用できるのでこれは毎回最初に試している。


Windowsにも同じような方法がないのか探していた。
Windowsも結局同じことで、一番確実で効果的なのは全てのアプリを終了してOSごと再起動する方法だ。
だがサーバーとして使っている場合やなにか長時間かかるプロセスを走らせている時に、それを停めないでメモリを開放したい時もある。

その方法を探していたら以下のサイトを見つけた。
/Users/hiiragi/Desktop/Windowsを使用中にメモリを開放して動作を軽くする方法。 - Edit Life

併せてこれも手順を紹介しておく。










Macの場合の起動したままのメモリの開放の方法はMainMenu
「Free Memory」コマンドを実行する、「Update Locate Database」を実行する、
MacPurgeあたりのどれか、あるいは全部を組み合わせて実行
4186MBのメモリ空き容量が…











上記実行することでメモリ空き容量が6699MBに
さらに9個5000MB使っていた7個3000MBに
Macの場合はこれらの手順は結構効果があるがコツは
あまり逼迫する前にこまめにこれを実行することか











Windowsの場合はタスクマネージャのパフォーマンスタブでメモリの状況がわかる
物理メモリの利用可能が空き領域になる
キャプチャではバーチャルマシンで2GBのメモリを
割り当ててその内1400MBが利用可能になっている
これくらいなら問題無い数字の筈だが最近VMWare Fusion上で
Windowsを起動するとゲストもホストも重くなるのでなんとかしたいと思っていた











どこでもいいのだがすぐに操作できる場所にショートカットを作る
右クリックで「新規作成」でショートカットを選択











するとウイザードが立ち上がってくるのでこれでリンク先を設定する
ここに以下のパスを入力する

%windir%\system32\rundll32.exe advapi32.dll,ProcessIdleTasks











次にショートカットの名前を設定する
自分でわかりやすい名前でいい











これを開くでプロセスが起動する











効果はとても微妙なのだが確かに有るようだ
他にもっと有効な方法が有れば情報いただけるとうれしい











Windowsの場合もやはりアプリを停める、再起動するの方が遥かに確実で劇的な効果がある
それができない場合上記のような方法もあるという話だ
ところで仮想マシンのメモリを3GBに増やした
常時空き容量が割当の半分近くまで減るのも動作が遅い原因かもしれない
ただたくさん割り当てると今度はホストOSのSwapが増える
バーチャルマシンのメモリ割当は奥が深い



popCalendar(Freeware)メニューバーからポップアップして予定もチェックできる便利なミニカレンダーメニューバーアプリ

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popCalendar
(Freeware)

OS10.7Lion対応

OS10.8Mountain Lion対応

メニューバーからポップアップして予定もチェックできる便利なミニカレンダーメニューバーアプリ

昔からデスクトップに常駐させたいものとして、こだわりが合ったのはシステムステータスの温度計と時計とカレンダーというのがあった。
特にカレンダーはiCal(現カレンダー)をいちいち起動するのは重たいし、常駐させておくのはデカいし、ちょっと予定を確認したいとか「来週の火曜日って何日だっけ?」という確認をしたいだけだから、iCalはデカすぎた。

ちっさい、すぐにぱっと開けるカレンダーがやはり別に欲しい。

このpopCalendarが今のところまさにこれで、今日の日付を確認したいだけならメニューバーアイコンに表示しているし、「来週の火曜は何日?」という簡単なカレンダーチェックならポップダウンしたカレンダー画面で充分だ。

さらに簡単な予定の確認も、その日付のボタンをクリックすることでできる。
見えるのは見出しだけだが、確認だけだから充分だ。

この画面からカレンダーアプリも呼び出せるので、確認して変更したくなったらすぐ連動してカレンダー起動で編集、あるいはメール通知などの作業が流れるようにできる。

小物ながら便利なアプリだ。










popCalendarを起動するとメニューバーに日めくりカレンダーアイコンが常駐する
日付確認ならこれだけで可能
さらにアイコンをクリックしてポップダウンすると月間のカレンダーが表示される
日付と曜日の確認とかはこれで充分











今日の日付はグレーで表示されている
今日、あるいは先でもその日付のボタンを
クリックするとその日に入っている予定が確認できる
いちいちカレンダーを起動しなくていい











カレンダーを起動したい時には左下の文字のあたりをクリックすればいい
それで編集などを始められるしpopCalendarの設定、終了、
サポートがサイトを開くのは右下のギヤアイコンボタンで可能











設定といっても起動時にpopCalendarを起動するかどうかのひとつだけというシンプルさだが


Macが起動できなくなった〜起動時に?マーク付きのフォルダアイコンが表示される場合の対処法〜それと迷信のような対処法について

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Macが起動できなくなった〜起動時に?マーク付きのフォルダアイコンが表示される場合の対処法〜それと迷信のような対処法について

BBSに質問をいただいたのだが、このケースの対応法について手順を追ってまとめていなかったので、改めて書く。
私がどうしていたかという手順について。

【原因】
これが起こる原因は割とはっきりしている。

1)ディスク、パーティションマップの問題により起動ボリュームがマウントできない。
2)システムリソースが破損している

最初にスクリーンがグレーになって「ジャ〜ン」という例のMacの起動音が鳴っているのでファームウエアの起動までは問題無く進んでいる。
スクリーンに火が入っているので、電源関係の問題ではないし黒画面からは脱出できているのでロジックボードが壊れているという問題は考えにくい。

そのあと内蔵ディスクのシステムファイルそのものをメモリに取り込みにいっているのだが、ここで「システムが見つからない」あるいは「システムが破損している」という問題を起こしているとこういう表示になる。










起動時にいつものリンゴマークの替わりに?マークがついたフォルダアイコンが出てくる
意味は「システムリソースが見つからない」ということだ





【詳細と切り分け】
まず、2)の可能性について。

システムが壊れる要因は、現在のOS Xではあまり考えられないが不良セクターなどのディスクの異常で起こりうる。
ただ一般的にシステムが壊れたら、フリーズかカーネルパニックが出ることが多いと思う。
以前、遊び半分テストで
sudo rm -rf /
というコマンドを無理矢理実行したらどうなるかテストしたことがある。
シェルが「このコマンドはシステム重大な影響をもたらす可能性がある」という警告を出していきなり実行しない。
そこを曲げて無理矢理実行してみる。

すると途中でシステムがフリーズしてしまった。
その状態で強制再起動をかけると途中までは起動しかかるが中途半端なところでカーネルパニックが起きる。
システムが壊れた時は多分、概ねこんな反応をすると思う。

一方システムリソースが見つからない場合、例えば内蔵ハードディスクが入っていないとかの場合は、必ず?マーク付きフォルダアイコンを表示する。

システム破損で?マーク付きフォルダアイコンを表示するケースも考えられるが非常に稀だと思う。
システムの起動を誘導するWindowsでいうところのBOOT.INIのような領域がある。そういうところが不正ブロックで壊れるとこの可能性がある。

この2つのケースの切り分けは、概ねボリュームをマウントできるかできないかで見分けられる。

内蔵ディスクが見えていればシステム破損だし、見えていない場合はシステムリソースが見つからないケースと思っていい。

見えるか見えないかは、以下の方法で判断する。
1)もう一台Macを持っていてFirewireを装備したMacの場合はターゲットモードで起動してマウントしてみる
方法はTキーを押しながら起動、Firewireをつなぐ
問題のMacが外付けハードディスクのようにマウントできたら、内蔵ディスクは生きている

2)もう一台Macを持っていない場合は、外付けハードディスクから起動する
システムをインストールした外付けハードディスクを持っていない場合は、内蔵修復ボリュームから起動する(Lion以降のシステムのケースのみ)
方法はOptionキーを押しながら起動、修復ボリュームが見えたらカーソルキーで選択、Enterキーで起動
3)どちらも実行できない場合はインストールディスクから起動する(SnowLeopard以前の場合)
方法はインストールディスクを挿入してCキーを押しながら起動
起動が完了したらディスクユーティリティを起動して内蔵ディスクが見えているかを確認する。










問題を起こしたMacをTキーを押しながら起動すると
青画面にFirewireのマークのこんなスクリーンで起動する
これがターゲットモードでこの状態でFirewire接続すると
別のMacに外付けハードディスクのようにマウントできる











もう一台Macを持っていない場合は修復ボリューム(Lion以降の場合)
または外付けハードディスクからの起動を試みる
Optionキーを押しながら起動すると起動ボリュームとして選択できるボリュームが見える
カーソルキーとEnterキーで選択して起動











Lion、Mountain Lionの場合は通常のシステムとは別に
修復ボリューム(リカバリーディスク)が別パーティションにある筈だ
ここからシステムの修復ができる











ただ内蔵ディスクが壊れている場合、パーティションマップが
破損している場合は修復ボリュームも見えない可能性がある
その場合は外付けハードディスクからあるいはインストールディスクから起動する
方法は同じくOptionキーを押しながら起動でカーソルキー+Enterキーでボリューム選択
あるいはインストールディスクを持っているならCキー+起動











修復ボリュームおよびインストールディスクから
起動できたらメニューからディスクユーティリティを選択する











ディスクユーティリティを起動すると内蔵ディスクが見える筈だ
内蔵ディスクが見えるのに?マークが出る場合はシステム破損と判断できる
だが大体のケースでは内蔵ディスクは見えていない筈だ




【対応】
以上で切り分けができたらそれぞれの対応法を。

『内蔵ディスクがマウントできる場合の対応法』

まずは簡単な方から。
この「システムが破損している」場合は、ユーザデータをできるだけ吸い出してOSを再インストールすることで復帰できる。

システム破損はその領域に不良セクターがあるということだから、遅かれ早かれディスクそのものが死んでしまうかもしれない。
でも修復できるかもしれない。
なので最初にするべきことは、マウントに成功したらユーザフォルダからできるだけユーザデータを救出することだ。
バックアップディスクは常に持っておくべきだということは私は常々言っていることだが、もしあなたがそれを持っていないならこの機会に是非導入するべきだ。

この際注意すべきことは、アプリケーションとかは重要ではなく一番重要なのはユーザデータだということだ。

アプリケーションはまたネットからダウンロードすればいい。
こういう時のためにインストーラを保存しておけばなおいい。
でも個人の写真データとか音楽データとかお仕事のテキストとかのユーザデータは失われたら修復は不可能だ。
そういうものをまず優先的に救出するべきだ。
バックアップもそういうものが一番重要になる。
その次に大事なのがライブラリフォルダの個人設定ということになる。

ユーザデータを救出したら、ディスクは初期化して何度か診断をかけよう。
修復に成功したらディスクそのものも救える可能性があるので、システムを新規インストールしてユーザデータを戻して環境を復元する。

ただし繰り返しになるが不良セクターが出たということは、内蔵ディスクのハード故障の予兆も考えられる。
近々本格的にぶっ壊れるという可能性も考慮に入れて、必ず外付けハードディスクにTime Machine等でバックアップをとること。

もっといえばこういうことがなくても、必ず外付けハードディスク+Time Machine等のバックアップ手段は持っておくこと。
ハードディスクは水物なのだな。
だから10年間回しっぱなしで壊れないものもあれば、数時間でぶっ壊れるものもあってその寿命の予測は不可能。すべて「歩留まり」としか言いようがない。
つまり「ハードディスクは常に壊れる可能性がある」という前提でシステムを運用するべしとしか言いようがない。

さらにちなみにが続くのだがSSDなら壊れないかというとそういうものでもないらしい。
確かにHDDと比べて機械的な可動部分がないのでSSDの方が壊れにくいということは、確率の問題としていえると思う。
だがSSDもメモリとしてデータをアドレス管理している以上、アドレスの不正が起きるとそれ以降の番地のデータが全て吹っ飛ぶということも考えられる。

さらに悪いことにHDDの場合は完全に壊れても、プラッターが無事である限り業者に頼めば数万円程度でデータを救出できる可能性がある。
しかしアドレス不整合でデータ読み出しができなくなったSSDは、業者に頼んでいくら札束積んでもデータの復旧は不可能らしい。
余談が続いたが、結局「バックアップは常に持て」これに尽きると思う。










内蔵ディスクがマウントできる場合は、何もしないで
とにかくユーザデータを救出することを最優先にする
その上で内蔵ディスクそのものの修復を実行して初期化後
新規インストール、ユーザ環境の復元という手順になる
ディスクユーティリティを詳細表示にしてかけてみる
修復に成功するまで何度も修復をかけること
成功しない場合はもうハード故障と判断していいと思う





『内蔵ディスクがマウントできない場合の対応法』

さて厄介なのはディスクユーティリティで確認しても内蔵ディスクのマウントが確認できない場合だ。

この場合できることはあまり多くない。

何度も問題のMacを強制再起動かけて、ディスクユーティリティでマウントできるか様子を見てみる。
時にディスクとして見えているがマウントできていないという場合もある。
その場合はディスクユーティリティのメニューのマウントで強制マウントすることで認識できるようになることもある。










内蔵ディスクが見えているがマウントできていない場合は
ディスクユーティリティで強制マウントすることもできる
ツールバーのマウントボタンかメニューのマウントコマンド、
ショートカットキーも用意されている





さてこれもダメな場合は、Terminalを起動してUNIX的な手段で解決をはかる。

この手順については以前、黒画面で起動できないケースでも書いたがもう一度ここでもまとめる。
参照
画面がまっ黒なまま起動できなくなった〜ボリュームのファイルシステムをチェックするfsckコマンド〜mount/fsck_hfsコマンドの使い方










インストールディスクからCキー起動、または外付けハードディスクから起動でTerminalを起動する











mountというコマンドを叩く
EFIから認識できるデバイスが見える筈だ
内蔵ディスクの若いポートからdisk0、disk1…という感じで昇順でディスクIDを
振っているので何個内蔵ディスクを入れているかでどれが内蔵ディスクか分かる
このルールはEFIでもBIOSでも同じ筈だ
デバイスが見えない時はまたMacの再起動を試してみる
ここではLeo1TBと見えているのが内蔵起動ボリュームの名前
MacはデフォでMacintosh HDというボリューム名を
割り当てるが私は意図的にこの名前を変更している
こういう時に固有の名前を付けておくと探すのが早い











この特定したデバイスネームでコマンドを使って修復する
コマンドはfsck_hfs -f /dev/ディスクデバイスネーム
この場合はfsck_hfs -f /dev/disk0s2
またカタログBツリーの修復はfsck_hfs -r /dev/disk0s2
これらを交互にマウントできるようになるまで何度も執拗に繰り返すしかない





『以上を実行してみたがやっぱりマウントできない場合の対応法』

さてここまでの手順を実行したが結局マウントできなかったという場合…

残念だが内蔵ディスクのデータは諦めるということになる。
これ以降は以下の記事でも書いたが、内蔵ディスクを交換することでMac自体は救える可能性が高い。
突然Macが起動できなくなって死んでしまった(内蔵ディスクお亡くなり)

ここに書いたように後は取り出したディスクを、外付けハードディスクケースに入れてみてマウントできるかどうかにかかっている。
外付けハードディスクは内蔵ディスクよりもSMARTのチェックなどマウントの基準がややルーズなようなので、内蔵ではどうにもならなかったディスクがマウントできる可能性はある。

だがあくまでも可能性で、しかももしマウントに成功したらそれを戻して治ったことにしようとか考えないで何よりも個人のユーザデータの救出を優先すること。
それしかない。
ディスクが生きているならバックアップディスクぐらいにはなるかもしれないが、繰り返すがこういうディスクはいつお亡くなりになっても不思議でないということだけは理解しておこう。



『それ以外の対応法の有効性について』

BBSに質問をいただいた質問主さんはこれらの対策を既に試みたと書いておられるが、これらの対応に関する私見を書いておく。


1)PRAMリセット
何も変化なし

PRAMリセットについてはMacユーザには一種の神話がある。
曰く「システムのクラッシュ、フリーズ、起動できないという問題がPRAMクリアで治った」
特にOS9以前からの古いユーザはPRAMクリアについて信仰に近い感情を持っている。

しかし私なりの結論では、少なくともOS Xに関してはPRAMクリアは何の意味もない。
やっても無駄とは言わないが、ほぼ意味はないので一回やって効果がなければすぐに次のステップに進むべきだと思う。

PRAMとはプライマリ ランダム アクセス メモリのことで、起動時に最初に読み込むファームウエアの設定を記憶しておくハードウエア管理のRAM、正しくはPowerPC独自の用語でインテルになってからはNVRAMにとなっているのだが、相変わらず古い習慣でPRAMと呼び習わされている。
ここには起動時の音量とか起動ディスクの選択とかの情報が記憶されている。

OS9時代には実際にPRAMクリアでOSが治ったケースもあったし、Macがおかしくなった時に先輩ユーザから最初に教えられるトラブルシューティング法は
「PRAMクリアをやってみろ」
だった。
理由はわからない。
理由はわからないが勝手に治るというおかしな動きをするのがOS9だった。

しかしOS X以降、これでシステムの問題が治ったという体験は一度もしていないし、PRAMが果たしている役割を考えるとほぼ意味はない。
詳しくはこちらを参照
NVRAM と PRAM について


2)Optionキーを押したまま電源ON
起動ディスクを選択
起動

Optionキーを押したまま電源ONはしたが、起動ディスクをどうやって選択するのかが分からない。

起動ディスクの選択法は上記記事で詳細参照。
目的は他のシステムから起動することで、ロジックボードの異常で起動できないのか内蔵システムの異常で起動できないのかを切り分ける目的もある。
目的を持たないでやっても意味はない。


3)Xキーを押したまま電源ON→起動したらキーを放す
何も変化なし

これはBootCampボリュームなどいくつか起動できるボリュームが有って、その中からOS Xを強制的に起動させるというキーコマンドなので、起動ボリュームが見えていない場面で使っても意味はない。


4)セーフモードで起動して修復
 電源を入れる
 起動音が聞こえたらすぐに「shift」キーを押したまま
 アップルマークと回転マークが表示されたら「shift」キーを放す
 起動したら普通にMacを再起動
 OSXを再インストール
 何も変化なし

これはセーフモードのことだと思うが、セーフモードが有効な場合は以下の場合に限られている。
USB、Firewire、Ethernet、内蔵ドライブ、メディアボードなとの拡張ボードなどに接続している何かのデバイスが悪さをしてシステムが起動できなくなっている場合。

このケースではまずそれらのデバイスを完全に外してしまうのが一番の切り分け策だが、いろいろセットアップの都合でそれができない場合がある。
その場合は、それらのデバイスを読み込まないでシステムをクリーンな状態で起動するのがこのセーフモードとなる。
これでもし起動できる場合は、それらの何かのデバイスが悪さをしていることになるので、ひとつずつ切り離して起動できるかテストして切り分けていくことになる。

セーフモードで起動できないということは、デバイスが原因ではないということなのでこれも一回試してダメなら次のステップに進むべき。


5)OSXを再インストール
起動しないのにどうやったら再インストールできるのかが分からない。

まあ、そういうことです。
再インストールは次のステップで、まずマウントを復元することが先決。
そのために上記の手順を試してみるべき。

実際私は過去に職場の壊れかけたMacをこの方法でいくつか復元しているので、上記外付けかインストールディスクからの起動、ディスクユーティリティTerminalからの修復が最も確実なかつ有効な方法だと思っている。

MacのTerminalにはいくつのコマンドが有るのか〜どういうコマンドが有るのか〜こうやって一覧を見ることができる

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MacのTerminalにはいくつのコマンドが有るのか〜どういうコマンドが有るのか〜こうやって一覧を見ることができる

Macというのは実は昔のMacintoshに似たUIをかぶったUNIXであるというのは結構言い古された事実だ。

ところが今のOS Xを使い込んでいない人々や、昔のOS9以前のMacまでしか使ったことがないMacユーザにはほぼ理解されていない。

でもこのことを理解して今のMacを使ってみれば、色々とメリットがあることは今のユーザの多くが理解していることだ。

そのメリットはいろいろあるのだが、UNIXで一般的なコマンドの多くがMacでも使えるというあまり知られていない、地味だけど、一部の人には強烈に印象的なメリットがある。

最初に覚えたコマンドは何ですか?

多くの人はきっと
fsck
あたりが最初だと思う。

ちょっと前だったら
update_prebinding
なんてコマンドもポピュラーだったかもしれない。(今のLeopard以降のOS Xではこのコマンドは無効になっている)

では、どんなコマンドがいくつくらいあるのだろうか?

これは実は簡単に見ることができる。

UNIXでいうところのコマンドというのはMacのGUIでいうところのアプリのようなものだ。
その名前をTerminalなどのシェルで呼ぶと起動してきて予め決められた機能を実行する。

アプリと同じように所定のフォルダの中に収まっている。
その実体はUNIX実行ファイルだ。
だからその入っているところを覗けばどれくらいの数のコマンドが入っているのか、何があるのかを把握することができる。

この場所は
/bin
/sbin
/usr/bin
/usr/sbin

の中にある。

もし自分でmake installしてパスを通したコマンドがあるならその中にもある。










MainMenuのようなアプリを使って「不可視領域を表示」するメニューを叩く
するとFinderでコマンドの在処を直接見ることができる

/binの中にはシステムのベーシックなコマンドが用意されている











/sbinの中にはさらにバリエーションのコマンドが用意されている
お馴染みのfsckhalt等のコマンドが見える











usr/binにはユーザ権限で実行できるコマンドが用意されている











そしてusr領域にもusr/sbinがあってこれらの領域に
併せて1300以上のコマンドが用意されていることがわかる











そこにどんなコマンドがあるのかリスト化してみた
cd /binと打ってlscd /sbinと打ってls
cd usr/binと打ってlscd usr/sbinと打ってlsを繰り返す











先ほど見えていたhaltコマンドは「システム終了」のコマンド
GUIではまず使うことはないがsshなどで他のマシンにリモートで入っている時に
haltrebootは知っておくと必要があるコマンドだ
とても全部を把握することはできないが意味をを知っていると便利なものも多くある





以下上の手順でリスト化したコマンドが以下の通り。
1300以上有って「UNIXコマンド入門」なんて記事を書いている私だが、意味を知らないものがどっさりある。
先は長いぞ。


/binのコマンド

[ date expr ln
pwd stty zsh
bash dd hostname ls
rcp sync
cat df kill mkdir
rm tcsh
chmod domainname ksh mv
rmdir test
cp echo launchctl pax
sh unlink
csh ed link ps
sleep wait4path


/sbinのコマンド

SystemStarter fsck_exfat halt mount mount_hfs
mpioutil ping
autodiskmount fsck_hfs ifconfig mount_acfs mount_msdos
newfs_exfat ping6
disklabel fsck_msdos ip6fw mount_afp mount_nfs
newfs_hfs quotacheck
dmesg fsck_udf ipfw mount_cd9660 mount_ntfs
newfs_msdos reboot
dynamic_pager fstyp kextload mount_cddafs mount_pdudf
newfs_udf route
emond fstyp_hfs kextunload mount_devfs mount_prodiscfs
nfsd rtsol
fibreconfig fstyp_msdos launchd mount_exfat mount_smbfs
nfsiod shutdown
fsck fstyp_ntfs md5 mount_fdesc mount_udf
nologin umount
fsck_cs fstyp_udf mknod mount_ftp
mount_webdav pfctl


/usr/binのコマンド

2to3 infokey ptar
2to3- infotocap ptar5.10
2to3-2.7 install ptar5.12
2to32.6 install-info ptardiff
RSA_SecurID_getpasswd instmodsh ptardiff5.10
a2p instmodsh5.10 ptardiff5.12
a2p5.10 instmodsh5.12 pubsub
a2p5.12 instruments purge
addftinfo iodbc-config pwpolicy
afclip iodbctest pydoc
afconvert iodbctestw pydoc2.5
afhash iofile.d pydoc2.6
afinfo iofileb.d pydoc2.7
afmtodit iopattern python
afplay iopending python-config
agentxtrap iosnoop python2.5
agvtool iotop python2.5-config
alias ip2cc python2.6
allmemory ip2cc5.10 python2.6-config
ant ip2cc5.12 python2.7
applesingle ipcount python2.7-config
appletviewer ipcount5.10 pythonw
apply ipcount5.12 pythonw2.5
apr-1-config ipcrm pythonw2.6
apropos ipcs pythonw2.7
apt ipptool qc2movie
apu-1-config iprofiler qlmanage
arch iptab qtdefaults
asctl iptab5.10 quota
at iptab5.12 radclient
atos irb radconf2xml
atq isc-config.sh radcrypt
atrm jar radeapclient
atsutil jarsigner radlast
automator java radsniff
auval javac radsqlrelay
auvaltool javadoc radtest
avconvert javah radwho
avmetareadwrite javap radzap
awk javaws rails
banner jcmd rake
base64 jconsole rdoc
basename jdb read
bashbug jhat readlink
batch jinfo refer
bc jmap reindexdb
bg jobs renice
biff join reset
binhex jot rev
bitesize.d jps ri
bsdtar jrunscript rlm_dbm_cat
bspatch jsadebugd rlm_dbm_parser
bunzip2 jstack rlogin
bzcat jstat rmic
bzcmp jstatd rmid
bzdiff jvisualvm rmiregistry
bzegrep kcc rs
bzfgrep kdestroy rsh
bzgrep kextutil rsync
bzip2 keytool ruby
bzip2recover kgetcred runocc.d
bzless kill.d ruptime
bzmore killall rvictl
c++filt kinit rview
c2ph klist rvim
c2ph5.10 kpasswd rwbypid.d
c2ph5.12 krb5-config rwbytype.d
c_rehash kswitch rwho
caffeinate lam rwsnoop
cal last s2p
calendar lastcomm s2p5.10
cancel lastwords s2p5.12
cap_mkdb latency sample
captoinfo ldapadd sampleproc
cd ldapcompare sandbox-exec
certtool ldapdelete sandbox-simplify
checknr ldapexop sar
chflags ldapmodify say
chfn ldapmodrdn sc_usage
chgrp ldappasswd scandeps.pl
chpass ldapsearch scandeps5.12.pl
chsh ldapurl schemagen
cksum ldapwhoami scp
clear leaks screen
clusterdb leave script
cmp less sdiff
codesign lessecho sdx
col libnetcfg security
colcrt libnetcfg5.10 sed
colldef libnetcfg5.12 seeksize.d
colrm lipo seq
column lkbib serialver
comm loads.d servertool
command locale setregion
compress localedef setuids.d
config_data locate sftp
config_data5.10 lockfile shar
config_data5.12 logger shasum
corelist login shasum5.10
corelist5.10 loginfix.sh shasum5.12
corelist5.12 logname shlock
cpan look showmount
cpan2dist lookbib sigdist.d
cpan2dist5.10 lp sips
cpan2dist5.12 lpoptions slogin
cpan5.10 lppasswd smbencrypt
cpan5.12 lpq smbutil
cpanp lpr smtpd.py
cpanp-run-perl lprm smtpd2.5.py
cpanp-run-perl5.10 lpstat smtpd2.6.py
cpanp-run-perl5.12 lsbom smtpd2.7.py
cpanp5.10 lsm sndiskmove
cpanp5.12 lsvfs snfsdefrag
cpio lwp-download snmp-bridge-mib
cpuwalk.d lwp-download5.10 snmpbulkget
crc32 lwp-download5.12 snmpbulkwalk
crc325.10 lwp-dump snmpconf
crc325.12 lwp-dump5.10 snmpdelta
creatbyproc.d lwp-dump5.12 snmpdf
createdb lwp-mirror snmpget
createlang lwp-mirror5.10 snmpgetnext
createuser lwp-mirror5.12 snmpinform
crlrefresh lwp-request snmpnetstat
crontab lwp-request5.10 snmpset
csplit lwp-request5.12 snmpstatus
csreq lwp-rget snmptable
cu lwp-rget5.10 snmptest
cups-config macbinary snmptranslate
cupstestdsc macerror snmptrap
cupstestppd macerror5.10 snmpusm
curl macerror5.12 snmpvacm
curl-config machine snmpwalk
cut mail sntp
cvaffinity mailq soelim
cvcp mailstat sort
cvmkdir mailx spfd
cvmkfile makeinfo spfd5.10
dappprof malloc_history spfd5.12
dapptrace man spfquery
darwinup manpath spfquery5.10
db_archive mcxquery spfquery5.12
db_checkpoint mcxrefresh splain
db_codegen mddiagnose splain5.10
db_deadlock mdfind splain5.12
db_dump mdimport split
db_hotbackup mdls sqlite3
db_load mdutil srm
db_printlog memcached ssh
db_recover mesg ssh-add
db_stat mib2c ssh-agent
db_upgrade mib2c-update ssh-keygen
db_verify mkbom ssh-keyscan
dbicadmin mkfifo stat
dbicadmin5.12 mklocale stringdups
dbilogstrip mktemp strings
dbilogstrip5.10 mmroff stty.pl
dbilogstrip5.12 mnthome stty5.12.pl
dbiprof moose-outdated su
dbiprof5.10 moose-outdated5.12 sudo
dbiprof5.12 more sum
dbiproxy mp2bug sw_vers
dbiproxy5.10 msgs symbols
dbiproxy5.12 mvn symbolscache
dc nano syscallbypid.d
defaults native2ascii syscallbyproc.d
diff nbdst syscallbysysc.d
diff3 nc sysdiagnose
diffstat ncal syslog
dig ncurses5.4-config tab2space
dirname neqn tabs
diskhits net-snmp-cert tail
dispqlen.d net-snmp-config talk
ditto net-snmp-create-v3-user tar
dns-sd nettop tbl
dprofpp newaliases tccutil
dprofpp5.10 newgrp tclsh
dprofpp5.12 newproc.d tclsh8.4
dropdb nfsstat tclsh8.5
droplang nice tconf
dropuser nl tee
drutil nohup telnet
dscacheutil notificationconf testrb
dscl notifyutil texi2dvi
dserr nroff texi2pdf
dsexport nslookup texindex
dsimport nsupdate textutil
dsmemberutil ntp-keygen tfmtodit
dtruss ntpq tftp
du od tic
easy_install odutil tidy
easy_install-2.5 open tiff2icns
easy_install-2.6 opendiff tiffutil
easy_install-2.7 opensnoop time
ecpg openssl tkcon
efax orbd tkmib
efix osacompile tkpp
egrep osadecompile tkpp5.12
emacs osalang tmdiagnose
emacs-undumped osascript tmutil
emacsclient pack200 tnameserv
enc2xs package-stash-conflicts toe
enc2xs5.10 package-stash-conflicts5.12 top
enc2xs5.12 pagesize tops
encode_keychange par.pl topsyscall
env par5.12.pl topsysproc
eqn parl touch
eqn2graph parl5.12 tput
erb parldyn tr
errinfo parldyn5.12 trace
etags passwd traptoemail
ex paste treereg
execsnoop patch treereg5.12
expand pathchk trial
expect pathopens.d troff
extcheck pbcopy true
eyapp pbpaste tset
eyapp5.12 pcap-config tsort
false pcsctest tty
fax pcsctool twistd
fc pdfroff type
fddist perfdiagnose ubcontrol
fdesetup perl ul
fg perl5.10 ulimit
fgrep perl5.12 umask
file perlbug unalias
filebyproc.d perlbug5.10 uname
filtercalltree perlbug5.12 uncompress
find perldoc unexpand
find2perl perldoc5.10 uniq
find2perl5.10 perldoc5.12 units
find2perl5.12 perlivp unpack200
findrule perlivp5.10 unvis
findrule5.12 perlivp5.12 unzip
finger perlthanks unzipsfx
fixproc perlthanks5.10 update_dyld_shared_cache
fmt perlthanks5.12 uptime
fold pfbtops users
fontrestore pg_basebackup uucp
formail pg_config uudecode
format-sql pg_dump uuencode
format-sql5.12 pg_dumpall uuidgen
from pg_restore uulog
fs_usage pg_upgrade uuname
ftp pgrep uupick
funzip phar uustat
fuser phar.phar uuto
fwkdp php uux
fwkpfv php-config vacuumdb
gdiffmk phpize vi
gem pic view
gen_bridge_metadata pic2graph vim
gencat pico vimdiff
genstrings piconv vimtutor
getconf piconv5.10 vis
getopt piconv5.12 vm_stat
getopts pidpersec.d vmmap
gluedialect pkgbuild w
gluedialect5.10 pkill wait
gluedialect5.12 pl wall
gluedoc pl2pm wc
gluedoc5.10 pl2pm5.10 wdutil
gluedoc5.12 pl2pm5.12 weblatency.d
glueedit plockstat what
glueedit5.10 pltcl_delmod whatis
glueedit5.12 pltcl_listmod whereis
gluemac pltcl_loadmod which
gluemac5.10 plutil who
gluemac5.12 pmset whoami
gluescriptadds pod2html whois
gluescriptadds5.10 pod2html5.10 wifidiagnose
gluescriptadds5.12 pod2html5.12 wish
gnuattach pod2latex wish8.4
gnuclient pod2latex5.10 wish8.5
gnudoit pod2latex5.12 write
gnuserv pod2man wsgen
gnutar pod2man5.10 wsimport
grap2graph pod2man5.12 xar
grep pod2readme xargs
grn pod2readme5.10 xattr
grodvi pod2readme5.12 xattr-2.5
groff pod2text xattr-2.6
groffer pod2text5.10 xattr-2.7
grog pod2text5.12 xcode-select
grolbp pod2usage xcodebuild
grolj4 pod2usage5.10 xcrun
grops pod2usage5.12 xed
grotty podchecker xgettext.pl
groups podchecker5.10 xgettext5.10.pl
gunzip podchecker5.12 xgettext5.12.pl
gzcat podselect xip
gzexe podselect5.10 xjc
gzip podselect5.12 xml2-config
h2ph policytool xmlcatalog
h2ph5.10 post-grohtml xmllint
h2ph5.12 postgres_real xpath
h2xs pp xpath5.10
h2xs5.10 pp5.12 xpath5.12
h2xs5.12 ppdc xslt-config
hash ppdhtml xsltproc
hdid ppdi xsubpp
hdiutil ppdmerge xsubpp5.10
head ppdpo xsubpp5.12
heap pr xxd
hexdump pre-grohtml yes
hiutil priclass.d ypcat
host pridist.d ypmatch
hostinfo printenv ypwhich
hotspot.d printf zcat
hpftodit procmail zcmp
htmltree procsystime zdiff
htmltree5.12 productbuild zegrep
httpdstat.d productsign zfgrep
ibtool profiles zforce
iconutil prove zgrep
iconv prove5.10 zip
id prove5.12 zipcloak
idle psed zipgrep
idle2.5 psed5.10 zipinfo
idle2.6 psed5.12 zipnote
idle2.7 psql zipsplit
idlj pstopdf zless
indxbib pstruct zmore
info pstruct5.10 znew
infocmp pstruct5.12 zprint


/usr/sbinのコマンド

AELWriter		cvgather		kextstat		

postlog slapindex
AppleFileServer cvlabel krbservicesetup
postmap slappasswd
BootCacheControl cvmkfs ktutil
postmulti slapschema
DevToolsSecurity cvupdatefs languagesetup
postqueue slaptest
DirectoryService dbmmanage localemanager
postsuper smbd
KernelEventAgent ddns-confgen logresolve
pppd snmetadump
Kobil_mIDentity_switch dev_mkdb lpadmin
praudit snmpd
NetBootClientStatus diskarbitrationd lpc
pwd_mkdb snmptrapd
PasswordService diskmanagementd lpinfo
qmasterca softwareupdate
ab disktool lpmove
qmasterd spctl
ac diskutil lsof
qmasterprefs spindump
accept distnoted lwresd
qmasterqd spray
accton dnsextd mDNSResponder
quotaoff sshd
amt dnssec-dsfromkey mDNSResponderHelper
quotaon sso_util
aosnotifyd dnssec-keyfromlabel makedbm
racoon stdethers
apachectl dnssec-keygen mkextunpack
racoonctl stdhosts
apxs dnssec-revoke mkfile
raddebug symstacks.rb
arp dnssec-settime mkpassdb
radiusconfig sysctl
arpaname dnssec-signzone mtree
radiusd syslogd
aslmanager dot_clean named
radmin system_profiler
asr dsconfigad named-checkconf
radwatch systemkeychain
audit dsconfigldap named-checkzone
raidutil systemsetup
auditd dseditgroup named-compilezone
rarpd tcpdump
auditreduce dsenableroot named-journalprint
rc.radiusd timed
authserver dtrace natd
reject timedc
automount edquota natutil
repquota tokenadmin
avbdeviced envvars ndp
revnetgroup traceroute
awacsd envvars-std netbiosd
rndc traceroute6
bless fdisk netstat
rndc-confgen uninstall
blued filecoordinationd networksetup
rotatelogs universalaccessd
bnepd genrandom newsyslog
rpc.lockd usernoted
cfprefsd gpt nlcontrol
rpc.statd uuchk
chat graphicssession notifyd
rpcbind uucico
checkgid gssd nsec3hash
rpcinfo uuconv
checkrad hdik ntpd
rtadvd uusched
chown htcacheclean ntpdate
rtsold uuxqt
chroot htdbm ntpdc
rwhod vifs
coreaudiod htdigest ntptrace
sa vipw
createhomedir htpasswd nvram
sc_auth visudo
cron httpd ocspd
screencapture vpnd
cupsaccept httpd-wrapper pboard
scselect vsdbutil
cupsaddsmb httxt2dbm pcscd
scutil weakpass_edit
cupsctl inituser pdisk
securityd webpromotion
cupsd installer periodic
sendmail xsanadmin
cupsdisable ioreg php-fpm
serverinfo xsanctl
cupsenable iostat pictd
setkey xscertadmin
cupsfilter ipconfig pkgutil
setquota ypbind
cupsreject isc-hmac-fixup postalias
sharing ypinit
cvadmin kadmin postcat
slapacl yppoll
cvdb kadmin.local postconf
slapadd yppush
cvdbset kdcsetup postdrop
slapauth ypset
cvfsck kextcache postfix
slapcat ypxfr
cvfsdb kextfind postkick
slapconfig zdump
cvfsid kextlibs postlock
slapdn zic

MacのTerminalにはいくつのコマンドが有るのか〜「どうせならUNIX的な方法で数えたらどう?」〜おっしゃるとおりです(∪^ω^)

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MacのTerminalにはいくつのコマンドが有るのか〜「どうせならUNIX的な方法で数えたらどう?」〜おっしゃるとおりです(∪^ω^)

先日こういう記事を書いたらBBSに情報をいただいた。
MacのTerminalにはいくつのコマンドが有るのか〜どういうコマンドが有るのか〜こうやって一覧を見ることができる


「MaxOS Xがunixであるが故に使い始めた私です。
コマンドの数を勘定する方法ですが、

% /bin/ls -1 /bin /sbin /usr/bin /usr/sbin | wc

とかやると一発です。いかにもunix的なやり方ですが、システムの自動管理などにはこういう手法は不可欠ですね。
私のシステムではこれらのディレクトリに1504のファイルがありました。」

「ついでに。シェルから呼び出せるコマンドのありかは環境変数またはシェル変数PATHに入っていますので、それを数え上げようと思えば以下のようにすればできます。

% /bin/ls -1 `echo $PATH| tr ":" " "`|wc

trは文字列の置換えを行うコマンドです。」

「すず」さん情報ありがとうございます。
なるほど、行数を数えるwcコマンドを使うのだな。
lsコマンドのオプションで「-1」(数字の1)を置くと1単語を一行でリストするから、ファイルの数を数えられるわけだ。
なるほど!知らなかった。
これは使わせてもらいます。

少し整理すると

ls -1 /bin /sbin /usr/bin /usr/sbin | wc -l

とするとコマンドの総数だけを表示してくれるようになりそう。
wcのオプションは「-l」(アルファベットのL)にすればファイル数だけを表示。

先日の記事ではデフォルトの4つのパスの数字だけを数えていたのだが、それ以外にパスを通したところもあるし、コマンドサーチパスを表示させて全部数えた方が正確な数はわかるよねと…とちらっと思いはしたけど、大した数ぢゃないしめんどくさいな…とシカトしていた。
しかしユニクサたるものそれぢゃいかんよね。

ということでコマンドサーチパスをリストしてそれを数えるというコマンドも情報をいただいた。
これも少し整理してみた。



ls -1 `echo $PATH| tr ":" " "`|wc -l

(これもlsのオプションは数字の1、wcのオプションはアルファベットのL)
こうすれば4つのデフォルトのコマンドサーチパスだけでなく、自分で通したサーチパスのコマンドも全部一気に数えてくれる(!)
なるほど、方法というのはあるものなのですね。
このtrというコマンドも知らなかった。
勉強になります。

情報ありがとうございました。










すずさんに教えてもらったコマンドを打ってみた
ls -1 /bin /sbin /usr/bin /usr/sbin | wcとすると3つ数字を出す
ファイル数と何かとキャラクター数かな
何かが何かは不明











何かが何かをmanして調べてみたが…ようわからん











そこでls -1 /bin /sbin /usr/bin /usr/sbin | wc -lとしてみた
こうするとすっきりとファイル数だけを表示するのでズバリの数がわかる











さらにデフォルトのパスだけでなく自分で通したコマンドサーチパス
もふくめた全部のコマンドの数を表示するコマンドも試してみた
ls -1 `echo $PATH| tr ":" " "`|wc -lで打つと1356という数が得られた
(上の行でしくじっているのは無視するように!)


MacのTerminalにはいくつのコマンドが有るのか〜「どうせならUNIX的な方法で数えたらどう?」〜<追記>さらに正確な数を抽出できる方法〜と思いきやこの問題は簡単ではない

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MacのTerminalにはいくつのコマンドが有るのか〜「どうせならUNIX的な方法で数えたらどう?」〜<追記>さらに正確な数を抽出できる方法〜と思いきやこの問題は簡単ではない

先日軽い気持ちでMacのTerminalにはどんなコマンドが入っているのか、いくつくらい入っているのかと思ってこんな記事を書いた。

MacのTerminalにはいくつのコマンドが有るのか〜どういうコマンドが有るのか〜こうやって一覧を見ることができる

そしたら「UNIXのコマンドの話てるんだからどうせならUNIXのコマンド使って数えようよ」という指摘をいただいた。
ごもっともだ。
MacのTerminalにはいくつのコマンドが有るのか〜「どうせならUNIX的な方法で数えたらどう?」〜おっしゃるとおりです(∪^ω^)

そしたらさらにTwitterから「monoshiriG3」さんと「Gururi」さんからもっと正確な数を数えるコマンドを教えていただいた。
ありがとうございます。
このサイトは皆様のお知恵によって成り立っています。

「monoshiriG3」さんからいただいた情報はこちら
「lsでパイプするときは、1オプションはいりませんよ。あと、実行ファイルのみを数えるのでしたら、 ls -F パス名 | grep "*" |wc -l でどうでしょう。これだとシンボリックリンクのカウント重複もないと思いますよ」

確かにls -1で行数を出させるよりも実行ファイルを探させる方が本質に近いのかな。
整理すると/binのコマンドの数を知りたい時は、
ls -F /bin | grep "*" |wc -l

デフォルトのコマンドサーチパスにあるコマンドの数を出したいなら
ls -F /bin /sbin /usr/bin /usr/sbin | grep "*" |wc -l
これでよさそう。

自分で通したパスもコマンドサーチパスもチェックするなら、先の「すず」さんの情報と組み合わせて
ls -F `echo $PATH| tr ":" " "` | grep "*" |wc -l
とできるかな。

確かに違うパスに同じコマンドが入っているみたいで、シンボリックリンクがあるのではないかという気がしていた。
GUIでは見えないが、見えてるエイリアスもある。
そういうのは大した数ではないので、シカト…と思っていたらしっかりそこを指摘されてしまった。

シンボリックリンクは確かに外したいが、このエイリアスは除外した方がいいのかと思ってオリジナルをたぐってみるとオリジナルは違うコマンドだったりする。
ひとつのコマンドセットに機能に合わせて違う名前のエイリアスがあるのだろうか?
この場合のコマンドはひとつと勘定するのか、ふたつと勘定するのか?

ふたつだよね〜
これは除外したくないよね…

そう思ってあちこちパスを見ていたら、Xcodeのコマンドが多数あることに気がついた。
clamscanのコマンドはパスが通っていないことに気がついた。
このコマンド数の問題はどうやら、簡単ではない問題を含んでいる。
そういうのは後からインストールしたものだから、数に含めないというルールが最適かな。
いや、今そういうルールに決めた。
(Xcodeぐらい開発者でなくても入れるけどなぁ…どうなんだろ?)

そう思っていたら「Gururi」さんからそんなことしなくても「実行ファイルの数を数えるコマンド」というそのものズバリのコマンドを教えてもらった。


wich -as
と打ってEnter、tabキーを2回叩く。
すると実行ファイルの総数が出て「全部表示するか?y/n」と聞いてくる。

yを叩くと先日lsコマンドでやったコマンドのリストも出力した。

これで解決…と思ったが数が合わない。
それぞれバラバラな結果を出しているのでどれが正しい数字か分からない。

この企画、実は「Macのコマンドってたくさんあるんだよ〜」ということを書きたかっただけのゆる〜い企画で、だからコマンドの数も「1000超えてるか超えてないか」を知りたかっただけだった。
で、100の位なんか切り上げ…というくらいのゆる〜い考えで数え始めたんだけど、ユニクサの皆さんは当然そういうゆる〜い考え方は許せないらしい。

というか
「コマンド数えるのになんでGUIでFinderに表示させた数の合計足して計算してんの?
コマンドならコマンドで数える方がいいでしょ?」
と言われた時点で、私、ぐうの音も出ないんですが…

ということでおおよその近似値は出ました。
Macのデフォのコマンドの数は

1100から1400の間

ということになりそうです(`;ω;´)








情報いただいたlsを使った「実行ファイルを数える」コマンド
実行ファイルでgrepしてwcでリストした実行ファイルの行数を数える
この方法ならシンボリックリンクの重複を除外できるとのこと
/binは37でまあここは異論がないところ











上がコマンドサーチパスをechoさせてその中の実行ファイルの数を数えるコマンド
下がデフォルトの4つのパスのコマンドを数える構文
ぞれぞれ1190と1187という数字が出た
大分少ないのはそれだけシンボリックリンクやエイリアスの重複があるということか











ここでふと思ったのはエイリアスになっているコマンドのオリジナルを
表示させると違うコマンドになっているケースが結構多いことだ
これはひとつのコマンドと勘定すべきかふたつと勘定するべきか…
ふたつだよなぁ…シェルでコマンド打っている時にはそれがエイリアスか
どうかなんて気にしないし違うコマンドならふたつと数えるよなぁ…
どうやら「コマンドどうやって数える問題」は考えていたほど簡単な問題ではない…











と思っていたら「Gururi」さんからコマンドを数えるという
そのものズバリのコマンドを教えてもらった
wich -asと打ってEnter、tabを2回叩くと
実行ファイルの総数とそのリストを表示するか聞いてくる
1397と前のふたつの方法よりもちょっと多めの数が出てきた
Xcodeとかも含んでいるのだろうか?











先ほどのコンファームでyを叩くとリストも表示した
こういうシンプルな方法が有ったんだ…
でも数がそれぞれバラバラなのはどういう解釈の違いだろうか…


Atratus(Freeware)Windowsのコマンドプロンプトの上でLinuxのバイナリを「加工しないで」そのまま走らせることができるシミュレーターアプリ

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Atratus
(Freeware)


WindowsXP、7対応

Atratus(Freeware)Windowsのコマンドプロンプトの上でLinuxのバイナリを「加工しないで」そのまま走らせることができるシミュレーターアプリ。

それならCygwinが思い浮かぶけど、バイナリのソースをコンパイルしたりとかちょっと素人には敷居が高い。
このAtratusはバッチファイルをクリックしてコマンドプロンプトを起動するだけでLinuxのシェルのコマンドが「そのまま」使える。

いくつか使ってみた。
テトリスとかのアスキーゲームも動いている。
基本的なコマンドもかなり動いている。
例えばCDはWindows環境の中を自由に移動できるわけではないが、WindowsのコマンドプロンプトでUNIXのコマンドが動いているのを見るのは楽しい。

実用性があるのかどうかはよくわからないが、Windowsのコマンドプロンプトにはどうしても馴染むことができないという人が、Windowsのオペレーションをしなくてはいけないというニーズは結構あるようなので、このプロジェクトが発展する可能性はある。




Atratusのインストール
といってもバイナリを解凍してデスクトップのフォルダに展開するだけだ






解凍したフォルダの中にはいくつかのバッチファイルと
bin、sbin、var、usrなどUNIXユーザにはなじみのあるフォルダが見える






フォルダの中のvitetris.batファイルをクリックするとテトリスゲームが起動する
こういうのがWindowsのコマンドプロンプトで動くのを見るのは面白い






これはGreedというやはりUNIX系の人たちにはお馴染みのゲーム






これはあまりよく知らないのだがrobotfindskitchenという名前になっている
遊び方は右のペインに書いてある






シェルを使いたい時はash.batファイルをクリックしてコマンドプロンプトを起動する






lsコマンドなんかはちゃんと動いている






cdコマンドはこのフォルダの中は自由に移動できる
このフォルダがルートになっていてここの外のWindowsの領域には移動できない






unameしてみると「Linux」と名乗った
一応Linuxエミュレーターということらしい






バイナリにはたくさんのコマンドが入っているが全てが動くわけではない
ネットワーク設定のifconfigは動かなかった


テストRSS_FL


OS X SAT SMART Driver(Freeware)外付けのハードディスクの自己診断システムSMARTを内蔵ディスクと同じように利用できるカーネルエクステンションドライバー

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OS X SAT SMART Driver
(Freeware)

OS10.8Mountain Lion対応

外付けのハードディスクの自己診断システムSMARTを内蔵ディスクと同じように利用できるカーネルエクステンションドライバー。

S.M.A.R.T.(Self-Monitoring, Analysis and Reporting Technology)についてはこちらに書いた。
SMARTReporter

要はハードディスクの故障予兆をエラーレイトなどから予想する技術で、絶対的に当てになるというものではないがそれなりに結果を言い当てる根拠にはなるというくらいの技術だ。

個人的な体験からいうと現在使っているMacBook Proに元々入っていた250GBのディスクはSMARTエラーを出してマウントしなくなった。
システムがSMARTエラーを出したものは拒絶する仕組みのようで、その仕組みがない外付けにしたら普通にマウントできたので
「なんだSMARTなんて当てにならんじゃないか」
と思っていたらそのうち外付けとしてもマウントできなくなって、本格的に故障してしまった。
SMARTを侮ってはいかんということだ。

で、その便利なSMARTは内蔵ディスクしか監視しない。
USBやFirewireで外付けハードディスクをつなぐことがあって、最近のハードディスクは、少なくともこの数年の内に発売されたディスクはSMARTは標準で内蔵しているのだが、その自己診断をOSが利用することができない。

ハードウエア的にはハードディスクにSMARTの仕組みがあって、USBやFirewireはそのデータをやり取りするスペックもあって、OSにもSMARTを記録する仕組みもあるのだが、ソフトウエア的にそのやり取りをするドライバーがOS Xにはなかった。

外付けハードディスクはどうせ水物、
故障するかどうかは運を天に任せて…
というのでもいいのだがせっかく仕組みがあるのだからやはり利用しない手はない。


このOS X SAT SMART DriverはGitHubで公開されているオープンソースのカーネルエクステンションで、このデータのやり取りを可能にする。

GitHubというと自分でコンパイルして…という面倒なものを連想しがちだがこのOS X SAT SMART DriverはGUIで普通に使えるインストーラが用意されている。

インストール後OSを再起動したら機能が有効になる。
あとはUSB、FirewireなどでディスクをつないでみるとSMARTが有効になっている。
有効になっているかどうかはディスクユーティリティを起動してディスクのSMART認証を確認すればいい。

アンインストールは以下のファイルを削除して再起動するだけでいい。
(システム領域なのでroot権限の認証が必要)
/System/Library/Extensions/SATSMARTDriver.kext
/System/Library/Extensions/SATSMARTLib.plugin

で、OS X SAT SMART Driverが入ったことで何が変わるかというと、OS上は何も見た目は変わらない。
変化はトラブルが起きた時でないとわからないだろう。

GUIでSMARTを利用する方法も併せてキャプチャーで説明する。

なお作者サイトには対応OSについての記述がないが、私が動作を確認したMountain Lion以外のOSで試す時は十分注意して試用してもらいたい。
特にバージョンの低いOS Xの場合は起動に失敗するなどの不具合も起きる可能性があるので、その場合の脱出法も考えてから試すことをお勧めする。










GitHubのオープンソースというと自分でコンパイルするとか
少なくともmake installするとか敷居が高そう…と思ってしまうが
OS X SAT SMART DriverはGUIで使えるインストーラが用意されている











OS X SAT SMART Driverが有効になっているかどうかは
ディスクユーティリティを起動するとすぐわかる
導入前のUSB接続HITACHI500GBはSMART非対応と表示されていた











導入後はこの通り検証済みと表示される











上記SMARTReporterを導入しているとConsoleでSMARTのログを見ることができる
導入前は内蔵のHITACHIしか見ていないが導入後は外付けの
韓国製1TB、2TB、HITACHIも並行して監視しているのがわかる











そんなにいつもログなんか見てられないよという人はSMARTReporterの導入をお薦めする
OS X SAT SMART Driverが有効になっていると設定に接続実績のあるディスクが見える
このうちのどれかがSMARTエラーを出すとメニューバーアイコンが
赤くなるのでディスクの異常がすぐにわかる


パーティションマップはたまには手入れしないといけないという話

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パーティションマップはたまには手入れしないといけないという話

先日ふと思い立ってディスクユーティリティを起動して起動ボリュームではなく内蔵ディスクのドライブを検証した。

すると赤文字の警告が!

「パーティションマップに問題が見つかりました。起動できない可能性があります」
という警告で赤文字の内容が
「パーティションマップを修復する必要があります。データパーティションにローダー領域が必要です。」
とのこと。

内蔵ディスクは交換後は極めて快調で、起動できないとかマウントできないとかいうトラブルは一回もないのだが、それでもパーティションを切り直したりBootCampのWindowsを削除してrEFItを入れてLinux用にパーティションを切り直したりいろいろいじっていたので不整合が出てきているのかもしれない。

ドライブのカタログ領域は放っておくとそのうち大きなトラブルになるので修復した

手順はディスクユーティリティの「ディスクを修復」をエラーが出なくなるまでかけるという簡単な方法だ。










起動ボリュームではなく起動ディスクを選択してディスクユーティリティで診断すると
赤文字で「パーティションマップを修復する必要があります。
データパーティションにローダー領域が必要です。」
という警告が…
「ディスクを修復」ボタンで修復を開始











修復が完了するとエラーが出なくなった
現状特に問題はなかったがたまにはこういう手入れも必要だということだ


VMWare Fusionを起動するとMacが遅くなる〜Windowsに入れていたAVGが原因との疑いが濃厚になる

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VMWare Fusionを起動するとMacが遅くなる〜Windowsに入れていたAVGが原因との疑いが濃厚になる

少し前から気になっていたことなのだけど、VMWare Fusionを起動してWindowsXP、Windows7を起動するとMac全体が異様に遅くなって
1)アプリの切り替えに1分以上かかる
2)切り替えた後もクリックできない、入力できない
まともに操作できるようになるのに数分かかる
3)日本語の入力が異常に遅い
虹色ボールが回り始めてタイプしてから文字が現れるまで1分近く待たされる

こうなるとVMWare Fusionを終了しても、動作が遅いのが治らない。
結局再ログイン、あるいは再起動することになる。
見ているとどうもその間ずっとディスクにアクセスし続けている。

VMWare FusionがSwapを書き出してそれの処理がなかなか終わらないので待たされてる…っていう感じなのはわかるのだがどうやって解消しようか考えていた。

VMWare Fusionさえ起動しなければMac自体は快調に動いているのだから問題はVMWare Fusionの中、それもWindowsXP、7の中の共通項だと思っていた。

Windowsを起動して私が得意だと言われている「タスクマネージャー」を開いてみていたら気がついたことがあった。

どちらもAVGがいつまでもフルアップして重くなっていることに気がついた。
要するに

AVGがタコだった

という結論に至った。

それで両方からAVGをアンインストールすることにした。
もともとこのAVGはおもだったWindowsのウイルス対策ソフトを全部テストして検出率とか軽さとかでもっとも優れていると判断したから使い始めたソフトだった。

ところがどうも昨年のバージョンあたりから重くなり始めて最新の2013で決定的にクソ重たいソフトになってしまったみたいだ。
なぜかはわからないが多分Webレピュテーションあたりの機能を入れたぐらいが原因ではないかという気がしている。
先日のSafariの件といいこの機能はメリット少なくデメリットばかり多いような気がするが、このことは今は掘り下げない。

ともかくAVGをアンインストールする。

Webとは接続するので替わりのウイルス対策ソフトをインストールしないといけない。
XPはSAVを復活させることにした。
問題は7の方だけどSAVは64bitで動かないバージョンなので、以前にテストしたMicrosoft Security Essentialsを試してみた。










7の方だが起動してもいつまでたってもCPUレートが
下がらないのでこちらもAVGをアンインストール











コンパネの「プログラムと機能」でアンインストールをするが
このAVG付属のアンインストーラが性悪でなかなかアンインストールさせてくれない
途中の選択肢もいろいろ罠があって最初のリンクスキャナはチェックを外す











次のチェックはふたつとも入れる
次に「なぜアンインストールするのか」アンケートが出てくるが無視していい
「くそ重くなったからだ」と書いてもいいけど











7の方はMicrosoft Security Essentialsを本格的に試してみることにした
サイトからは86版とAMD64版がダウンロードできるがデフォ64bitの7では後者をダウンロードする











インストールのウイザードは特に難しくない











情報を提供してMicrosoftの品質向上に貢献するかどうかは個人の判断だが
MSのこの手のプログラムには基本参加しないことにしている











ファイアウォールを設定しているがない場合は入れたい
と言っているのでお好きなように…という設定で











以上でインストールは完了する











インストール後すぐにウイルス定義ファイルのアップデートを始める
この時のタイトルバーの表示は赤











シグネチャーアップデート後クイックスキャンを自動的に始める
所要時間は20分程度だった











その間CPUがフルアップ状態なのは前とあまり変わらないのだが…











さてまずXPの方だが割当メモリを3100MBに増やしたこともあって
フィジカルメモリもCPUも極めて安定している
何度か再起動とかサスペンドとかやってみたが問題なさそうだ











試しに負荷が大きそうなアプリをどっさり起動してみた











勿論CPUやメモリの負荷は大きくなるがそれを終了するとすぐに元に戻るのを確認した











Windows7の方もメモリを3872MBまで増やしてみた以前は2700MBだった
この仮想領域にどれくらいメモリを割り当てるかは悩ましい問題なのだ
多すぎるとホストのMac側でSwapをどんどん書き出してしまうので
却って重くなってしまうが少ないとゲストのOSどんどんSwapを書き出して重くなる











そして落ち着いた7の方はなかなか軽くならない
スキャンが終わった後もディスクアクセスが止まらない
CPUはかなり開放しているのだがゲストのMacで見ると
やはりずっとディスクアクセスが続いていて前ほどでないが軽くもならない
でもアプリの切り替えに1分もかかったり日本語入力の表示に
数十秒かかるようなことは無くなった
7の方は経過要注意だが効果はあった





ということで現在様子見中。

XPの方は実用的な軽さになったので問題解決と言いたいが、7の方がなぜかディスクアクセスが止まらない。
ずっと起動しているとやはりホスト、ゲストともに重くなってくる。
前ほどではないけど。

プロセスを停めれば普通に軽くなるというところまでいきたいのだが…


ところでシンダンメーカーに「タスクマネージャーが得意」呼ばわりされたので、タスクマネージャーのTipsをひとつ。

Windowsでマウスが使えなくなってプロセスが固まっているために再起動もできない場合、タスクマネージャーを使ってプロセスをひとつずつ止めて再起動したい場合の対処法。

Control+Shift+Escキーでタスクマネージャーを起動したらControl+Tabでタブを選択する
「アプリケーション」を選択してtabキーまたは上下カーソルキーでアプリのリストに入り上下カーソルキーでアプリを選択
もう一度tabキーまたは上下カーソルキーで終了ボタンを選択してaltキー+Eキーで終了する。

終了してもいいかという確認タグ、プロセスがフリーズ、スタックしている時は「Microsoftに報告するか?」という質問タグが出てくる。
それらは皆Enterキーでクリアできる。

最後にWindowsキーを叩いてスタートメニューを開き、カーソルキーもしくはtabキーでシャットダウンボタンのオプションを選択し再起動する。
こうしてマウスが利かなくなっても安全にプロセスを終了してWindowsの再起動できる。

今回はすっきり解決しなかったので。
おまけのTipsでした(ちゃんちゃん)

WindowsでフォーマットしたハードディスクをMacで読み書き〜NTFS3G最新事情〜どうするNTFSボリュームへの書き込み

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WindowsでフォーマットしたハードディスクをMacで読み書き〜NTFS3G最新事情〜どうするNTFSボリュームへの書き込み

「WindowsでフォーマットしたハードディスクをMacにマウントして読み書きできるか?」

「2GB以上の大容量ファイルをMacからWindowsに渡したいがどうしたらいいか?」


これはMacとWindowsが共存する環境で両者を使っている場合、あるいはWindowsからMacに乗り換えた場合、あるいはその逆で普通に発生しそうな初歩的な疑問に見える。

ところがこの質問の答が結構混乱している。

結論からいうとできる。勿論MacからWindowsに2GB以上の大容量ファイルを渡すこともできる。
ただし「上級者なら」ということになると、にわかMacユーザ、にわかWindowsユーザはどうしたらいいのかということになる。


思い出したようにこの古いテーマを書き出した理由は、最近NTFSでフォーマットされた外付けハードディスクにMacからUSB経由で大容量ファイルを書き出す必要が出てきてNTFS-3Gでマウントしようとしたが、書き込みに失敗したという経験をしたからだ。

例によってメンテナンスを怠っていた私のせいでFUSE for OS X(OSXFUSE)のバージョンが今のMountain Lionに合わなくなっていたのだろうと、軽く考えていた。

ちょうどGitHubで新しいFuseが公開されているということなので試してみた。

FUSE for OS X

結果は以下のキャプチャの通り、Macでこれを使うには容易ではない問題があることを知った。


どうやら最近のバージョンのMountain LionはMacでのFUSEの書き込みを禁止する設定に変わったという情報を得た。
LionとMountain LionはNTFSの扱いに関して重大なバグがあるらしい。
そこで読み出しの性能を確保するために書き込みを禁止したという情報だ。

対策としてできることは…
1)外付けハードディスクの場合はExFATでフォーマットする。
この新しいFATなら容量制限も実用上気にしなくていいし、WindowsでもMacでも読み書きができる。
もっとも簡単な解はこれだと思う。
WindowsだけでなくMacもこのフォーマットができるようになっているのでお互い便利

2)すでにNTFSでフォーマットされているボリュームは…ネットワーク経由?
WindowsでマウントしてCIFSあるいはFTPで共有してEthernet経由で転送すればボリュームのフォーマットは関係ない。MacからはSMB、FTPで接続するということになる。
ネットワークが遅いと数十GB以上のデカいファイルの転送は苦痛だが…

3)Mac自体の設定をNTFS使用可能にする
Terminalを使いこなせて腕に覚えがあるならMac側のNTFSの制約を解除する方法はある。
以下リンク参照
NTFSファイル書き込み(Lion-Mountain Lion編)

Mountain Lion等でWindowsのNTFSボリュームへ書き込みできるようにする方法 | Macとかの雑記帳

4)fstabに追記する方法
Mac: 標準機能でWindowsへの読み書きを可能にする(fstab編) | Macとかの雑記帳
/etc/fstabをいじる方法も紹介されていた。
これが今のMountain Lionに有効かどうかは検証していない。
というより筆者さんはこの方法でNTFSボリュームのファイルを全消失したと書いておられる。
fstabに限らずファイルシステムはいじって失敗するとこういうリスクがあるのは同じなので、どの方法をとるにしろ違う領域にデータのバックアップは必ずとっておくことは必要だと思う。

5)Paragon、Texerraなどの製品版アプリを使う
今のところ1)のExFATと並んでもっとも安全で確実、簡単なのはこれらの製品版アプリを購入して使用することだと思う。
いずれも日本語のマニュアルも利用できるしサポートもある。
また10〜15日の無料試用もできるので使ってみて自分のニーズに合うと確認してから購入することができる。
Paragon NTFS for Mac OS X

Tuxera

今回はParagon NTFS for Mac OS Xを試して動作を確認した。










GitHubで公開されていたFUSE for OS XNTFS-3Gとともにインストール
WindowsでNTFSにフォーマットした外付けハードディスクを

USBでマウントしてみるがディスクユーティリティでもマウントできない











以前の通りNTFS3GというNTファイルシステムはインストールされているので
インストールに失敗しているわけではない











強制マウントしてみるとライブラリの「libfuse2.dylib」が見つからないとのメッセージ











FUSE for OS Xのインストールをやり直し
不足していると言われたのは今度はMacFUSE時代の古いライブラリなので
MacFUSEのコンパーティブルレイヤーのチェックを入れてインストール











念のためにNTFS-3Gもインストールし直し











NTFSフォーマットされた外付けハードディスクはマウントされた











FinderなどのGUIでもいじれるようになった…
メデタシメデタシ…とはいかなかった
コマンド+Iキーを叩いてみると











「読み出しのみできる」とな
これでは何もインストールしないでそのままつないだ時と同じではないか











勿論ディスクのルートは書き込み可能なのでフォーマットはできる
しかしボリュームの中の書き込みは…











この通り、進入禁止マークが出てファイルのドロップはできない
勿論リネームも新規ファイルも書き込めない











アクセス権がどうとか書いてあったので元ボリュームをWindows側で共有オープンにしてみた
オールユーザにあたるEVERYONEにアクセス許可したが結果は同じ
Windows側の問題ではなくMac側でNTFS書き込みを禁じる仕様変更があったようだ
FUSEをインストールするだけでは書き込み可能にならないし読み出しオンリーなら
何もインストールしなくでも素のMacで普通にできる
NTFSの扱いのバグのために読み出しの性能を確保するために書き込みを封じたという情報を見かけた






anchor






Paragon NTFS for Mac OS X
(Products)>>

OS10.5Leopard対応

OS10.6SnowLeopard対応

OS10.7Lion対応

OS10.8Mountain Lion対応

この問題の最適解はファイル受け渡しのためにExFATでフォーマットした外付けハードディスクでファイルのやり取りをすることだ。

でもBootCamp領域に直接書き込みをしたいとかいう事情があることもある。
またこのExFATというフォーマットはWindowsユーザにもあまり馴染みがないフォーマットなので、これでディスクをフォーマットしているWindowsユーザはほぼいない。
起動ボリュームにできないという理由もあるからかもしれない。

普通WindowsユーザはFAT32かNTFSでフォーマットしたメディアを持ってくる。
FAT32は2GB以上のファイルを扱えないとかファイルネームに制限があるとか、もうWindowsユーザからみても古めかしいフォーマットでUSBメモリかSDカードぐらいでしか使われないフォーマットになりつつある。

データの入ったNTFSのディスクを渡されて「ここに40GB入れといてね」と言われたらどうするか?
「ExFATにフォーマットしてもいいですか?」
「んなことしたら今入っているファイル消えちゃうじゃん。ダメに決まってるでしょ」
といわれたらどうするか?

泣きながらFTP転送するのもひとつの手だが、このParagon NTFS for Mac OS Xのような製品版アプリを使用するという手がある。
幸い試用版インストール後10日間は無料で使えるし…










Paragon NTFS for Mac OS Xのインストールはインストーラの指示に従って進むだけ
再起動後はすぐにNTFSボリュームが「読み書き」に変わっているのを確認できる











またインストールされるNTファイルシステムのフォーマットは

NTFS-3Gとはちょっと違ってWindows標準に近い











システム環境設定ペインの設定項目
起動ボリュームとして指定するかどうかなどの簡潔な設定項目だ











今度は読み出しだけでなくドラッグアンドドロップでファイルの書き込みにも成功
ExFATを使えない場合のもっとも簡単な解決法だ


GeekTool(Freeware)デスクトップにShellコマンドの結果を表示しログをはったりカレンダー、時計、写真などのファイルを貼ったりして「ギーク」なデスクトップを作るアプリ

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GeekTool
(Freeware)

OS10.6SnowLeopard対応

OS10.7Lion対応

OS10.8Mountain Lion対応

デスクトップにShellコマンドの結果を表示しログをはったりカレンダー、時計、写真などのファイルを貼ったりして「ギーク」なデスクトップを作るアプリ。

どこかの厨二病のせいで最近は「ギーク」という言葉も随分安っぽくなったが、もとはシステムなどをハックする上級の技術者への敬意のこもった言葉だった。

そのギークが好むようなデスクトップを自在に作れるギークなツールだ。

といっても使い方は簡単だ。
GeekToolを起動すると3つのアイコンが描かれた操作ウインドウが現れる。
3つのアイコンはシェルとイメージ、ファイルをデスクトップに透過して表示するシンボルだ。

シェルを表示したい時は、shellアイコンをデスクトップにドロップする。
すると設定のスモークパネルが現れる。
シェルの場合はステータスを表示するコマンドを、イメージの場合は画像ファイルのスキームを、ファイルの場合はファイルのパスをここに入力する。

どれくらいの間隔で結果をリフレッシュするかも設定できる。
例えばDateと打てば日付時間を表示するが、そのままなら起動した時に時間を表示し続ける。
Refresh everyの数値を1にしておけば毎秒更新されるので時計の病の単位もほぼ正確に表示できる。

このリフレッシュタイムを入れることでリアルタイムにステータスを表示できる。
キャプチャではifconfigといれてリフレッシュタイムを1にした。
無線LANなどが切れたりつながったりするたびにデスクトップの表示が変わる。

実用性を考えてSMARTreporterログを表示する事例を掲載した。
SMARTReporterを入れているので、ハードディスクのSMARTのログをとっているが、これをデスクトップに表示することでディスク監視ができる。
最近入れたOS X SAT SMART Driverも併用すれば内蔵ディスクだけでなく外付けハードディスクでSMARTに対応しているものも常時監視できる。

SMARTは一時間に一回診断する設定にしているのでGeekToolのリフレッシュタイムも3600秒にする。
リフレッシュタイムが短いということはその間隔でコマンドを実行しているわけだから、あまり細かいものをたくさん常駐させるとそれだけCPUパワーはとられる。
必要のないものはできるだけリフレッシュタイムを長めにするのが省力化のコツか。

こういう実用性も持たせることができるし、デスクトップにおしゃれなカレンダーや天気などを視覚的に表示するTipsもあちこちに紹介されている。

使い方を工夫すると面白いツールだと思う。

GeekToolを使ったデスクトップ例
15 GeekTool desktop inspirations for the weekend

GeekToolで使えるシェルコマンドの例
GeekToolでデスクトップをカスタマイズ- あれやこれや備忘録

Macのデスクトップカスタマイズの定番!『GeekTool』を使ってMacをギークっぽくカスタマイズ! | 男子ハック

春樹の小部屋 GeekTool、その他デスクトップ解説










GeekToolの使い方
起動すると3つのアイコンが見えるのでそれをデスクトップにドロップする
現れる設定のパネルに必要な項目を入力していく
シェルの場合はコマンドを、ステータス表示の場合は
リフレッシュタイムと一緒にここに入れる











ifconfigと入れるとネットワークの接続状況を表示する
リフレッシュタイム0のままだと起動した時の状態を保持する











dateと打ってリフレッシュタイムを1にすれば毎秒更新されて秒単位も表示する時計になる











写真を貼る時はイメージをドロップしてSelectで写真を選択すればいい











いくつか貼付けてみた
イメージを使えばデスクトップに写真を貼付けることができる
ファイルでテキストを貼って付箋の替わりにもできる
ピンナップをベタベタ貼るといかにもギーク風?











ファイルを付箋のようにデスクトップに貼るだけなら
Fileでテキストを選択するだけでいい
メモはこれでいいがログを表示したくなった
この時はどうするか











シェルを使ってtailコマンドとログの場所のパスを組み合わせればいい
この場合SMARTReporterがユーザライブラリにログを書き出しているので
tail ~/Library/Logs/SMARTReporter.logでリフレッシュタイムを

3600ぐらいにしておけば常に最新のディスクの健康状態を表示してくれるようになる











GeekToolを終了するとき「Yes」で終わると全ての表示を停められる
「No」なら表示を残したままでGeekToolだけ停められる











表示するウインドウはグループ化できるのでピンナップベタベタの遊びモード
ログベタベタの戦闘モード(こけおどしモード?)などいろいろ組み合わせられる











上記GeekTool使い方リンクにあったコマンド作例
日付、時計、ネットワークアクセスしているプロセス名の表示











メモリ空き容量、ディスク空き容量、Uptime、
CPU使用プロセス名、CPUメモリ使用プロセス名などの例











カレンダーもこの通り
今日の日付を赤く表示することも可能











実用性を考えて先ほどのSMARTを大きめに表示した例











デスクトップのデザインに併せて文字の大きさだけでなく色やフォントも変更できる











こうして出来上がった「ギーク」なデスクトップ











勿論こうした中身ではなくみてくれにこだわることもできる
早速作ってみました、ミリタリーなデスクトップ











ウエスタンなフォントでウエスタンなデスクトップ











ジャズフォントを使ってジャジーなデスクトップ











ヒロシゲなフォントを使って広重デスクトップ…


ddrescue-gui(Freeware)ディスクデータの救出をするddrescueコマンドをMacでも利用するアンドコマンドを使わないで利用するGUIフロントエンドアプリ、ddrescueエンジン付き

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ddrescue-gui
(Freeware)

OS10.6SnowLeopard対応

OS10.7Lion対応

OS10.8Mountain Lion対応

ディスクデータの救出をするddrescueコマンドをMacでも利用するアンドコマンドを使わないで利用するGUIフロントエンドアプリ、ddrescueエンジン付き。

ddrescueというのは近年UNIX、Linux界隈で普及しているディスクデータの救出用のコマンドで、不正ブロックが起きてデータが一部読み出しが困難になっている…要するにお亡くなりになりかけのディスクからデータを吸い出すコマンドだ。

BSD等UNIXでは標準化され始めていて、入っていない場合でもKnoppix等で利用できる。
ddコマンドとの大きな違いは不正ブロックなどの読み出し失敗した領域を、リトライするのではなく後回しにしてとにかくボリューム全体の救出を優先し、後で困難領域にチャレンジするという動きをするらしい。

健康なディスクなら順番はどちらでもいいのだが、今にも死にそうなヤヴァイディスクの場合はリトライ中にマウントが切れる、ディスク止まる、そのままお亡くなり…では困るので確かに合理的なコマンドだと言える。
インストールしていなくてもKnoppixで使えるというのは朗報だが、Windowsの場合はいいけどMacの場合Knoppixでは内蔵ディスクはマウントできないから利用できないことになる。

勿論Macでもddrescueをインストールする方法はあるのだが、このddrescue-guiを使えば、make、make installだの呪文を唱えなくても、普通のMacのアプリと同じように使えるのが便利。

インターナルのコマンドとしても使えるし、外付けハードディスクに救出用システムをインストールしているなら、そのディスクのアプリケーションフォルダにこのアプリをドロップするだけで使えるので、緊急時には融通が利いて便利だと思う。

使い方も便利でコマンドのオプションの構造通りのインターフェイスになっていて、コマンドも確認できるのでどちらに馴れている人にも使いやすくなっている。

実際やってみたところ40GBほどの領域を吸い出すのに3時間ほどかかった。
(今回は本当に壊れかけのディスクを使ってテストしたので信頼性の高い数字だと思う。
インプットがFirewire400でアウトプットがUSB2.0の接続だった。)
なので400GBなら30時間、1TBなら、70時間、つまり3日程度かかると思う。

単純ダビングなら1TBだって数時間でできるが、そこは「レスキュー」なので。

なおソースが40GBのボリュームを250GBに復元すると復元先のボリュームも40GBになってしまう。
つまり210GBは認識できない領域になってしまうので、無駄になる。
まさに緊急避難用のレスキューコマンドだと理解しておけばいいと思う。










バイナリを解凍するとフォルダにアプリがはいった状態で開くがインストールは
ddrescue-gui.appddrescueln-su.appのふたつのアプリ本体を
必ずアプリケーションフォルダの第一階層に置くこと
パス管理しているのでここ以外では動かない











起動する時は必ずddrescueln-su.appの方をクリックすること
ddrescueコマンドはroot権限が必要なのでsuで起動する必要があるため
この時に管理者権限の認証を求められる











インプットとアウトプットのパスを入力する
ボリューム、デバイスを指定するにはdeviceにチェックを入れる
disk0からディスクベイの若い番号順にデバイス名が振られるので
内蔵ディスクがひとつしかないモバイルの場合はdisk0が内蔵ディスク
disk0-3で内蔵ディスクの3つ目のパーティションということになる











deviceのチェックを外すとファイルを指定できるが
今回このファイルしていはうまくいかなかった











後はログも必要ならログの書き出し先も指定してrunボタンで開始する











開始する前に「選択を間違えると重要なデータの消失につながる」という警告が出る
書き出し先を確認したらOKボタン











さらに開始する前に「インプット側のディスクをアンマウント
する必要がある、アンマウントするか?」という確認タグが出てくる
ご念の入った確認機能だが大事なデータの消失につながるので確認を励行すること











また今回、レスキュー実行中にインプット側の
ディスクのマウントが切れるという事故が起きた
この場合もマウントを復活したらリジュームで続けることができた
このアプリが扱うのはきっと死にかけのディスクなので
これはデータレスキューのコマンドとして重要だと思う











デバイスをファイルに書き出すという組み合わせはうまくいかなかったので
ボリュームを別のディスクのボリュームに丸ごと再現する組み合わせでもう一度トライしてみた
今回テストで使ったディスクが実際に死にかけのディスクだったので
中断はあったが大体40GBを3時間で復元した











こうして元のボリュームをそっくり復元した
技術説明を見ると大体元ボリュームの1.5倍のディスク容量が必要なのだそうだ
同じ容量でも復元可能だが安全と効率を考えてこれが推奨らしい











元のボリュームと復元先のボリュームは同じ名前になった
こちら側が復元元のボリューム











そしてこちらが復元先のボリューム
元のサイズは250GBあるのだが使用領域27GB、
空き領域6.3GBで210GBは認識できない領域になっている
元のボリュームの状態を忠実に再現するのでディスクスペースは無駄になる
まさにデータを救出する緊急用のコピー機能と理解すればいい


iFFmpeg(Shareware)UNIXのビデオ、オーディオ変換コマンドffmpegをコマンドラインを使わずにグラフィックインターフェイスだけで操作できるGUIフロントエンド

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iFFmpeg
(Shareware)

OS10.7Lion対応

OS10.8Mountain Lion対応

UNIXのビデオ、オーディオ変換コマンドffmpegをコマンドラインを使わずにグラフィックインターフェイスだけで操作できるGUIフロントエンド

そういうアイデアのアプリは過去にもいくつかあったが、編集アプリの機能の一部だったり操作画面がわかりにくくて専門知識が必要だったりしたものもあった。

このiFFmpegは特に知識も必要なくUNIXもコマンドラインもわからないという人でもインストールから実際の変換まで簡単にできる。

しかも便利なのが付属のプリセットで、これを入れておけば各コーデックの細かい規定とかは全部予め入っているので、選択するだけでいい。
カバーしている範囲は非常に広くmov、avi、wav、mp4、flv等の代表的な映像コーデックやwma、aac等の音声コーデックだけでなく、最近プロ現場の標準になりつつあるMXF、AVCHD、GXFなどのコンテナーのコーデックまで広く対応している。

GUIフロントエンドなので別途ffmpegのインストールも必要なのだがそのインストール法も考えられていて、バイナリをダウンロードしてきてiFFmpegのウインドウにドロップするだけでいい。
これは簡単だ。

そのffmpegだが、私はここからダウンロードした。
OSX Experts

最新は2.0となっていてステーブルなのかどうか不明だが使ってみて特に問題は感じなかった。

WMA、FLV、MXF等の多様なファイルをMacなどの標準のmovやmp4に変換しなくちゃいけないケースが多い人、あるいはその逆が多い人には便利なアプリになると思う。










iFFmpegのインストールは本体をアプリケーションフォルダに入れて一度起動する
すると~/Library/Application Support/iFFmpegという
フォルダができているのでここにプリセットを入れる
入れなくても動くがこれを入れると100倍便利になるのでオススメ











ここのボタンをクリックしてセッティングを確認すると対応コーデックが確認できる
ffmpegは元から万能変換コマンドだったがますます対応コーデックが増えた
特に2〜3年前はMacでは壊滅的だったコンテナーの対応が目覚ましい
MXF、AVIコンテナー、AVCHDコンテナー、MXF、GXFなど主要なところはほとんど押さえている











あともうひとつiFFmpegを動かすにはffmpegバイナリをインストールして関連付けが必要になる
その方法もffmpegをダウンロードしてきてバイナリ本体を
iFFmpegのウインドウにドロップするだけでいい
「所定位置にコピーするか?」と聞いてくるので勿論「する」で











バイナリを認識したらiFFmpegがffmpegのバージョン情報などを表示する
私は最新の2.0を試してみた











セッティングでAVID HDのmovを選択してみた
画像サイズはこんな感じ











AppleTVを選択すると画像サイズはこんな感じ
違うサイズも選択できるがコーデック標準のサイズを自動的に選んでくれる











iPhone5なんかを選択すると微妙にサイズが違う
なんでこんなにコーデックってたくさんあるのかとプロでさえも思うのだが
このようにハードごとに独自コーデックがどんどんできるので仕方がない
GXFなんてほとんどグラスバレーのローカル規格なのだが
その世界では普及しているから仕方がない
仕方が無いのだから仕方がない











wavやwma、oggなどのオーディオへの対応も充実している
ビデオファイルからオーディオトラックを取り出すTipsとか書いたことがある気がするが
そんな面倒なことしなくてもこれで簡単に変換してしまえばいい
よくあるWMAオーディオファイルをmp3に変換したいというニーズもこれで充たせる











早速試しにmp4、movファイルをWMV、MXF等に変換してみる
上のAddボタンでパス指定してやるかビデオファイルを直接ウインドウにドロップしてもいい











プロセス進行中はこんな感じのプログレスバーが表示される
ただしバッチエンコードには対応していないのでひとつずつ選択して
変換ボタン(上のPLAYボタンのような三角がついた奴)をクリックする











2〜3年前にはコンテナー対応が壊滅的だったMacでもMXFへの変換、戻しも自在にできる











こちらはWindowsMediaに変換したビデオ

Flip4MacをインストールしたQuickTimeでないと再生できないが変換は自由自在











そしてそれらのWMV、MXFをまたmp4に変換する











変換成功したmp4
どの程度ロスレスかはコーデック依存だがffmpegはロスが
少ないことで定評があるからこれは使えると思う
何よりも使い方が簡単なのがいい



MacBook Proのファンが回りっぱなし〜その時にできることは?〜SMCリセットの手順、温度センサーの読み方<追記あり>

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MacBook Proのファンが回りっぱなし〜その時にできることは?〜SMCリセットの手順、温度センサーの読み方

以前ここで、MacBook Proの冷却ファンが回りっぱなしになった時に何をしたかをここに書いた。

MacBook Proの冷却ファンがもうブンブン回りっ放し〜SafariのCPU使用率が上がりっ放しが原因〜意外な対処法

このケースはSafariの「詐欺サイトフィルター」の設定が悪さしていて、アイドル状態の間もSafariのプロセスがフルアップして、CPUに負荷がかかりファンがガンガン回っていた。

対処法としてはSafariの設定で「詐欺Webサイトを訪問した時に警告」のチェックを外すことで解決した。
詳細はリンク先記事で。

でもSafariが原因じゃないケースがある。
最近見かけた記事で知った。それがこちら。

MacBookのファンが回りっぱなしで高温になり続ける場合は「SMCのリセット」が有効


そしてそれの元ネタがこちら。
Intel-based Macs:SMC (システム管理コントローラ) のリセット

Macのハードウエアコントロールをするソフトが動いている。

SMC(システムマネージメントコントローラ)という名称になっている。
ハードウエアをコントロールするがファームウエアベースではなく、OSのレイヤーでハードウエアをコントロールしている。
何をしているかというと、主に冷却ファン、キーボードバックライト、電源制御、バッテリー制御、ビデオコントロール等を司っている。

これに問題が起きると以下のような症状が起きるらしい。


『ファン
コンピュータへの負荷が高くなく、正しく通気されているにもかかわらず、コンピュータのファンが高速で回転する。

照明
キーボードバックライトが正しく動作しないようだ (この機能のある Mac コンピュータの場合)。
ステータスランプ (SIL) が正しく動作しないようだ (SIL のある Mac コンピュータの場合)。
バッテリーランプがあるが正しく動作しないようだ (内蔵バッテリー搭載のポータブル Mac の場合)。
ディスプレイバックライトがアンビエントライトの変化に正しく応答しない (この機能のある Mac コンピュータの場合)。

電源
電源ボタンを押してもコンピュータが応答しない。
ポータブル Mac が蓋を開け閉めしても正しく応答しないようだ。
コンピュータが予期せずスリープ状態になったり終了したりする。
バッテリーが正しく充電されないようだ。
MagSafe 電源アダプタの LED が適切な動作状態を示さないようだ。

システムパフォーマンス
特に負荷をかけていないにもかかわらず、コンピュータの実行が通常と異なり遅い。
起動時にアプリケーションのアイコンが Dock で通常よりも長くバウンドし続ける。
アプリケーション正常に機能しない、または起動後に応答しなくなる。

ビデオ
ターゲットディスプレイモード をサポートするコンピュータで思うようにターゲットディスプレイモードにしたり、ターゲットディスプレイモードを解除したりできない。
ターゲットディスプレイモード をサポートするコンピュータが、予期せずターゲットディスプレイモードになったり、ターゲットディスプレイモードが解除されたりする。
(Appleサポートページより)

対象は全てのMacだが、このキーボードバックライトなどが発生するのはMacBook Proなどのモバイルのケース。
この対処法は以下の通り。

SMCのリセットをする前に以下の方法でこの症状を改善できないか試すことができる。

1)「command + option + esc」キーを押して、応答していないアプリケーションをすべて強制終了
2)アップルメニューから「スリープ」を選択し、Mac をスリープ状態に。
スリープ状態になったらコンピュータをスリープ状態から解除
3)アップルメニューからMac を再起動。
4)アップルメニューから「システム終了」を選択し、Mac を終了。


モバイル独自の対応
1)電源ケーブルを抜く

2)バッテリーを外せる場合は外す(MacBook Pro Early 2009 以降、MacBook Airは分解が必要)



以上で改善しない場合のMacBook Pro Early 2009 以降、MacBook AirモデルでのSMCリセットの手順

1)コンピュータを終了。
2)MagSafe 電源アダプタを電源に接続
3)shift+control+optionキーを押しながら電源ボタンを押す。
4)すべてのキーと電源ボタンを同時に放す。
5)電源ボタンを押してコンピュータを起動。

ハードウエアの制御もファームウエアではなくシステム側でする以上そこに溜まるキャッシュもあるので、動作異常が考えられるということらしい。
そのおかげでキーボードバックライトとか、バッテリーのアクティブなステータス確認とか様々なメリットを得ているのだが、これはその代償らしい。

私の場合、これで特にファンの挙動は変わらなかったが、前述のSafariを停めてもファンが止まらないなどの問題を感じたら試してみる価値はある。










全てのアプリを強制終了するのはcommand + option + escキーで強制終了ウインドウを呼び出す
プロセスがハングアップしている時にはここに反応なしのアプリがある筈
それでファンがブン回っていることもあるので全て強制終了する
Finderのようにデフォルトで終了メニューがないアプリも強制終了できる











全てを停めたらアップルメニューからスリープを選択しスリープに入ったことを確認して
マウスかトラックパッドのタッチ、あるいはいずれかのキーでスリープらか復帰する
そののち再起動で動作を確認してみる











以上で改善しない場合はSMCリセットを試みる
システムを落として電源ケーブルを接続
shift+control+optionと電源ボタンを同時押し
同時に離して起動し動作を確認する





これからの季節はそうでなくても温度が高いところでモバイルを使うことになるだろうから、ファンが回りっぱなしになるのは気になると思う。
異常を感じたら以上の手順を試してみてもらいたい。

ところでMacBook Proなどのモバイルのファンの制御と温度センサーについて以下にキャプチャーをまとめた。










これはTemperatureMonitorでMacBook Proの内蔵温度センサーをモニターしているところ
見やすいように背景を黒にして内蔵11個、外付けハードディスクSMART3個を表示している
上の方で細かく波打っているのがCPU周りのセンサー
真ん中で大きく波打っているのがヒートシンクとその周辺エンクロージャー(外装ケース)
下で平板なグラフを形成しているのが内蔵HDDとそのシャーシ、外付けHDD、

ヒートシンク直下以外のエンクロージャーという大まかに分けると3つのグループに分類できる











例えばビデオエンコードなどの高負荷な作業をはじめるとCPUA、CPUB(CoreDuoなので)が
跳ね上がり、それにつられてヒートシンク、ヒートシンクシャーシが急上昇するが
結構大きなファイルをガンガン読み書きするにもかかわらず
HDDの温度は意外に影響を受けないのがわかる











作業が完了すると急激に温度が下降する
これはメニューバーのsmcFanControlの表示でもわかるように
冷却ファンが6200rpmもの高速回転をしているおかげ

CPUの最高温度は91℃、ヒートシンクは71℃、それでもHDDは38℃程度











作業をいったん中断するとsmcFanControlの表示は2000rpmまで落ちた
ファンコントロールがモニタしているのはやはりCPU温度でCPUが
80℃を超えると最高回転になり65℃を割り込むとだんだん落ち着いてくる
ファンの最低回転は1800rpmに設定されているのでほぼ落ち着いた様子











プロセスを再開してファンが3800rpmまで上がった様子











グラフを数時間レンジにしてモニターしているとそのふるまいがよくわかる
以前HDDは常時50℃以上、CPUは常時85℃以上で稼働していると
故障の確率が高くなるという話を聞いたことがある
smcFanControlはSMCのデフォルトよりもファンの回転数を上げることができるアプリだが
そういうものを使わなくても大体システムはデフォルトで適正に調整されているようだ
温度上昇が気になるならファンの回転数を上げたらいいと思う
温度が上がっていないのにファンがやたら回る場合は上記のTipsのような対応が必要になる


幣サイト10周年のふりかえり〜というほど年表に従ってきちんとやるつもりもないくせに〜それはともかくいろんなことがありました

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幣サイト10周年のふりかえり〜というほど年表に従ってきちんとやるつもりもないくせに〜それはともかくいろんなことがありました

お知り合いのブログの「リンあれ」さんこと「もっと知りたいリンゴあれこれ」さんが3周年を迎えるそうだ。
めでたい。
リンあれ3周年に思うこと【三周年プチエントリ】

それで3年を振り返っていろいろ思うことを書いておられるし、振り返りは今も執筆中とのこと。
面白いので幣サイトも振り返りをやってみる。

かくいう幣サイトも10周年でこの年末で丁度10年になる。
なのでただいまトップページのタイトルは10周年記念バージョンにこの期間限定で絶賛掛け替え中である。
(気づいている人はいないようだが)


それはともかく、ひとつのサイトが3年も続くというのは実は大変なことなのだ。

このアプリIntegrityのレビューでもちょっと引用した切り込み隊長の「けなす技術」という本の一節だが
「ブログの生存率は3ヶ月で30%、最初の一年を乗り切る確率は18%まで落ちる」
ということだ。
またブログの1年の生存率はhtmlの半分なのだそうだ。

つまり大半のブログは3ヶ月で消える。
消えなくても更新は止まる。
ごく一部の読者を得た、そして管理者がモチベーションを維持できた幸運なブログだけが2割弱最初の年を越す。
しかしさらに2年目は生存率が下がり2年目を越すブログは100にひとつもあるかないか。

今世の中にはブログなんてわんさかあり、Macの新製品やアプリをレビューするサイトなんて50や100はすぐに数えることができると思う。

でもそれらのサイトはこのわずかな幸運を受けて生き延びてきたブログだし、その大半も来年には消えている。

繰り返すが、ブログが3年も続くなんて大変なことなのだ。
(だから10年も続けてきた私を褒めてもらいたいなんてことは
ほとんど言っていない(∪^ω^) !)


そしてかくいう私にもMac初心者だった時代があった。
会社の組合が購入した漢字Talk7でMacに初めて本格的に触れて以来十数年、その後自分でMacを購入して使い始めた当時にやはり参考にしていた先輩ユーザのサイトがあった。

そういうサイトでMacのトラブルシューティングとか、Tipsとか、アプリの使い方、新作アプリの評判とかを読みあさってMacをいじっていた。

その先輩サイトはその後どうなったかというと、今でも更新が続いているサイトは2〜3しかなくてあとはもうこの数年更新がぱったり止まってしまったか、サイトそのものが消えてしまった。
中には本当に人にもお勧めしたいいいサイトがいくつもあったのだが、それらも消えてしまった。


個人Webサイトの寿命10年説というのを見かけた気がする。
今自分の実感でも確かに個人サイトは、ライフサイクルの問題とかモチベーションの問題とか、その他もろもろの問題で10年が寿命だと思う。
幣サイトもそろそろ寿命がきているので、テーマ替えなんか考えた方がいいかもしれない。

サイトに寿命がある理由にはこういうことも関係あるのかもしれない。

「あなたが知っていることはすべて5年以内に陳腐化する」?

特に技術関連について知ってることは5年も保たないかもしれない。
ある時期革新的領域でも2〜3年で誰もが名前を知る領域になり、数年でバズワード化してそのあとは誰も見向きもしない知識になってしまうかもしれない。
今どきユビキタスだのWeb2.0など言っている人もいないし解説しているサイトもない。
あと1〜2年でクラウドやhtml5が同じ運命を辿ると思っている。

このように新しい知識の領域は常に消費され、その分野の専門であることは意味をなさなくなる時期が割と早く来る。

私自身今から10〜15年前にUCLAのクラインロック教授クアルコムのジェイコブズ会長P2Pの生みの親ジーン・カーンなどにインタビューするチャンスを得た。

そういう人たちから最前線のIT事情などを聞く機会を得て当時の最新技術に急激にキャッチアップすることができた。
そういうものを自分ひとりで抱え込んでいるのはもったいない、せっかく知るチャンスを得たのだからそれをできるだけITの知識がない人にもわかりやすい言葉で伝えたいという使命感で、始めたのが幣サイトのIT用語辞典のページだった。

でもここに書いてあることは今では皆知っているような話だし、今はもっと違う領域にスポットライトが当たっており、私自身はそういう最新の話題にどんどんキャッチアップできる立場でもないのでこのページの更新はもう長らく止まっている。

サイトの寿命が尽きるというのはこういうことなんだと思う。


もう一つ、Webサイトを続けるモチベーションは何なのかという問題がある。
Webサイトを毎日と言わないまでも、数日に一回とか毎週とか定期的に更新するのはやってない人にはほぼ理解してもらえないが想像以上にしんどいことなのだ。

ブログやサイトをやり始めて最初の1〜2ヶ月は
「面白い話を一杯知っている、書きたくてうずうずしているがなかなか書く時間がない」
というのが悩みのタネだ。

数ヶ月すると読者もついてきて
「書くべきことの優先順位と読者の関心事をどうすりあわせていくか…要するに人気サイトになるには何をどう書いたらいいか」
ということが悩みになる。

やがて2〜3年も続けていると
「自分は何のためにこのサイトを続けているのだろうか?」
と自問自答するに違いない。

そして10年目になると
「惰性もここまで来ると大したもんだ…と自画自賛してみるテスト…とか開き直ってるのってむなしくないですか?wwww」
なんて自虐的になってくる。

私の場合「書くネタがない」とかで悩んだことはほとんどないのだが、ネタに困らなくたってサイト存続の危機は何回も訪れる。


こういうケースがあった。
maclalalaさんひとまず休載ということだが、悩みは深い?

「maclalala」さんは今でも継続している海外のMac系ニュース翻訳サイトで、話題が早いことと単なる翻訳ではなく管理者さんの独自視点も控えめではあるが織り込まれるなど好きなサイトだったし人気もあった。
サーバの転送量問題から始まってやはり「何のためにこんなことやっているんだろう」という自問の時期があって、一時期完全引退も表明していた。

最近は月刊くらいのゆるい更新かな。

やはりニュースサイトは「自分で作っていない」という事実に向き合う時がいつか来て、しんどい時があるのかもしれない。


幣サイトはオープン以来ポリシーというか、決めごとみたいなことがいくつかあった。

1)Macの新製品、ガジェットなどの噂は扱わない
2)同じくMac新製品、ガジェットなどのニュースは扱わない


概してMacユーザは新し物好きだから、噂やニュースを扱えばそれだけ読者がつくことは知っていたけど、それは断固としてしないことに決めていた。

理由はそれをやり始めると自分がしんどくなるのが分かっていたし、このサイトを始めた最初の目的に合わないと思ったからだった。


このサイトを始めた最初の目的って、実に個人的な、私怨に近い動機からだった。

私が本格的にMacをいじり始めた90年代の後半って、Appleが急速に衰退していた時期でMacもどんどんシェアを失っており、また当時は
「Mac sv Windows どっちが優れているか?」
なんていう話題が持てはやされていて、そういうフリをしただけで戦闘的なマカとドザがマジギレしながら掲示板で喧嘩していた時代だった。

私個人はWindows95でISISというデジタルテロップシステムを使い始めて以来、
「こんなひどいシステムはあり得ない」
とWindowsを忌避しその反動でMacを使い始めたようなものだった。
この時代の「Windowsヒドネタ」話や「Macもいうほど大したことない」話は語りだしたらいくらでも文字数が進んでしまうのだが、別の機会にゆずる。

Macにスイッチしてみて思ったのは
「Macの世界はOSのバージョンアップや、トラブルの対処法、アプリの使い方、どんなアプリがあるかなどの情報がとにかく不足している」
ということだった。

上級者はあまり情報を出さないし、そういう情報を発信しているサイトはあるのだがいくつもなかった。
特に新着のアプリの機能を紹介しているサイトはいくつかあったが、実際にインストールしてアプリの使い勝手とか使い方を解説してくれるサイトが皆無だった。

誰も書いてくれないなら自分で書いてしまえ…ということで始めたのがこのサイトだった。

だから、このサイトのポリシーは「常にユーザ目線」であること。
開発者やメーカーにシンパシーを持つサイトもあったけど、開発者やメーカーの都合なんか知ったこっちゃない、ユーザーから見て使いやすいか使いにくいか…私にとって大事なことはここだけだった。

これについては多少の変遷はあるものの今でも変化ないと思う。


不足しているのはアプリの情報だけではない。
MacのOSはパッケージで買うと有料なのだがOS9.0から9.1に上げる時は無料だったのに、OS10.0からOS10.2に上げる時は有料になる。
こんな情報すら当時は不足していたのだ。
OSそのものが使い方がわからない。

そして当時のOS9というシステムはインストールしたなりのデフォルト状態ですでに機能拡張がコンフリクトを起こしているというどうしようもないOSだった。
これをまともに使えるようにするには、膨大なトラブルシューティングのノウハウが必要だった。
OS Xになっても最初の数年は同じような状況だったと思う。

少なくとも私にとってOS Xのステーブル版はOS10.3でそれ以前、ジャガー以前はパブリックベータ並みと思っている。

そうしたトラブルシューティング、Tipsの紹介も必要だし、当時のWindowsユーザの偏見との闘いも(やや思い込みではあるが)動機としてあった。

「Macには右クリックがない…不便だ…」
「いや、OS Xには普通に右クリックありますから」

「OSがいろいろある状況は不便だ…MacやLinuxなど絶滅してしまえばいい…そしてWindowsが100%になった時に世界平和が訪れる…」
「事務屋の世界はまさにそうなったが、その結果どうなりましたか?…WindowsXPのサポート打ち切りでXPや2000を未だに使っている事務屋は阿鼻叫喚地獄になってますがな…」


こんな「文明論」を時々書かないといけない…そういう使命感もこのサイトを始めた当時の動機だった。
もっともこれに関しては最近はかなり考え方が変わってきているけど…


考え方が変わったというのは
「MacはWindowsに比べてこんなに優れています…すばらしいです」
なんてことを元々書く気はなかったし、多様性があればいいという考え方であったのだけど、それ以前に
「OSが何かハードが何かは重要な問題ではなくなる時代が来る」
という考え方に次第になっていったからだと思う。

これは今から6年前に書いた記事だけど、今はもっとはっきりとこの記事に書いたような世界に移行しつつあると思う。
カンブリア紀以降の世界の鎮静

私自身、今Macをいじっている時間よりWindowsやLinuxをいじっている時間の方がはるかに長いのだがもうプラットフォームが何かはどうでもいい時代になってきている。
大量に他のプラットフォームから流れ込んできたiPhoneユーザは、iOSがMacのバリエーションだなんて気づきもしないだろう。
ユーザはそんなこと意識もしないで、LINEを使うべきかViberを使うべきかで迷っている。


やや話題が散漫になったが、結局何を言いたかったかというと

「Mac系サイト/ブログは、いまやどっさりあるのでひとつ消えても替えはいくらでもあるから大して価値もないように見えるかもしれないが、今まで続いてきているサイト/ブログにはそれなりに価値があるのだから皆さん大切にしましょう」

ということを言いたかっただけかもね。

ブログやサイトを運営する動機は、こちらの記事でも書いたのだけどもはやアフィリエイトだの自己顕示欲だのはあり得ない。
webサイト運営に関する覚え書き

アフィリエイトで成功したいのなら、Macサイトなんか今すぐにやめて物販系、ステマサイトを始めるべきだ。
自己顕示欲でサイトを始めてもすぐに行き詰まる。
結局長く継続できるモチベーションは「役に立つ情報ありがとうございます」と言われた時のささやかな名誉感情と、自分の好奇心、自分のためのメモとして活用したい、自分のためになるかもしれない…という動機しかあり得ないと思う。

ましては今は情報発信の方法としてWebサイトだけでなくTwitterやFacebookなどのお手軽なSNSまたはSNSもどきがたくさんある。

かつてはブログの成功の基準として以下のような記事を書いたが、今はもっと先鋭的になっているに違いないと思う。
サイトの成功の基準は?

この当時は1日30ページビューも集められれば、個人サイトとして成功と言えるのかもしれないと書いたが今はもっとハードルは厳しくなっていると思う。

1日10PVも集められたら、個人サイトとして軌道に乗る可能性があるし、大部分のサイトはそこまでいかずに消えてしまう…これが今の実感だ。
ますますビジタはみんなが集まるサイトに行くようになり、それ以外のサイトは寂れていく寡占化が起きている。

そういう時代だからますます、継続できているブログは価値があると思うのだ。
ビジタはTwitterやFacebookからも充分情報を得ることができる時代になったから、その傾向はますます強まると思う。


あとは雑感
私が記事を書く上で気をつけていること。
本当に考えるべき魅力的なブログ(webサイト)を続ける8つのコツ

これは5年前の記事だが、今でもそんなに考え方は変わっていない。
あえて変わったところをいうと「書を捨てて街に出よう」という部分が弱くなったかも。
これも興味の対象が変わったということにあるのかもしれない。

ただ観念的な思考から面白いネタが生まれるのではなく日常の具体的な世界から常に面白いネタがでてくるというのは今も確信していることだけど。

ここに「文章は一気呵成に書く」と書いていて当時は確かにそうだった…とまぶしく自分の過去を振り返る。
今は一気呵成になんか文章は書けない。
時間は無くなっているのに文章を書く速度は遅くなっている。
いきおい校正のミスがでやすくなる。
最近の誤字脱字の多さの原因はこんなところかな。

あともう一点
「また読者からの反響はいつも好意的なものとは限らない。
中には非常にやる気を削いでくれる、すばらしく悪意に満ちた反響も必ずある。
そういう時にへこんでいても仕方がない。」

こんなこと書いているが、最近じゃその悪意に満ちた反響もすっかり無くなってきた。

やっぱり継続2〜5年くらいの生きのいいサイトなら礼賛者と同じくらい批判者も集まってきて、中にはサイト管理人と感情的にもつれるなんてこともあるかもしれないけど、さすがに10年も続けていると読者ももう飽きているし、悪意のある奴なんかもうこのサイトを読んでもいないし、最近じゃ平和なもんだ。
幣サイトも昔はいろんな人に絡まれたりプチ炎上したりも経験しているが、長く続けているとこういうメリットは確かにある。


サイトを始めた時は日本の産業論みたいなことに関心があったし、仕事にも多少関係があったのでこんな記事も書いていた。
中谷先生、お言葉ですが日本のモノづくりはそれほど安泰でもないように思いますが?

深い示唆がある「ハコもの行政」という言葉

今はちょっと仕事の内容も変わって、そういうことに関心を持てなくなった。
というか、最近では日本のモノ作りには過剰な思い入れを持たない方がいいと日々実感しているので、しかもそれはなぜかを今は書けない立場でもあるし、
「どうでもいいや」
というスタンスになりつつある。

(「日本のシリコンバレーを目指す」なんて20年前から言い古された言葉で各地でいろいろな試みはされてきているけど正直実現したためしがないし、そもそもシリコンバレーって目指して実現できるものなんかどうか、それ以前に日本が世界に誇れるものってアキバ文化、アニメ文化とかそういうキッチュなものしか無いんじゃないか…なんて気が最近しているのだがそれもどうでもいい)

今は個人のスキル、技術のディテールに関心が向かっている。
だからサイトの性格も変わったかもしれない。


そして10年も続けているといろんなサイト管理人・ブログ主さんとお知り合いになるし、ブログ界隈のいろんな出来事を目撃することになる。
特に消えてしまったブログは…

「あひーっ、いろんなことがあったでぃすよ」というサイトは日本語が壊れていてすごく読みづらかったけど中身は面白いサイトだった。
アレも消えてしまったなぁ。

「私はこの春から美術系の女子大生やってます、PowerBook購入しました」
とかいって仙台の実在のモデルさんの写真をパクってプロフィールに貼付けて、他のブログの記事をまるまるコピーしてパクっていたブログもあったな。
ブログのタイトル名もそのパクられたブログと一文字違いみたいなタイトルだった。

結局アフィリエイトのためにそういう不正をしていることが全部バレてしまい、この自称女子大生のブログ主は逃亡したのだけど、パクられたブログ主さんもすっかり気力を奪われてブログ名を替えて再スタート後しばらく続けていたけど見かけなくなってしまった。


そういえば記事のまるパクリは幣サイトもやられたことがあるな。
全く一言一句たがわずコピペした記事をアップしていたブログがいくつかあった。
今思い出したけど確かにひとつじゃなかったな。

ただ幣サイトの場合はトップページにも明記しているけど「記事へのリンクもコピーも全て自由とします」というポリシーにしていたので放置していた。
この記事は行間に私の個性というかクセが染み付いているので、コピペしても私の臭いから逃れることはできませぬよwwそれでもやるならやって見なさい…という感じで様子を見ていたらやはりどのサイトもしばらくしたら消えた。

結局ブログを何のために続けるのか、という最初の話に戻るのだけど「ささやかな名誉感情」と「自分にとってためになる」という部分を充たせないなら、まるパクリで継続したって意味がない…という空しさに彼らも気がついたのだろうと思う。


と、いろいろ盛り込みすぎて散漫な印象になったが、あまり趣旨を限定しないで「散漫に書こう」と思っていたのでむしろ狙い通りのまとまらない文章になった。
こんなところが10年目の振り返り雑感。


ところで余談をもうひとつ。
サイトのアクセス数は数年前にピークを迎え、今ではむしろ減少傾向だ。
サイトアクセスのユニークユーザ数はピーク時に2000人を超えていたが今では1100〜1200人というところ。
ページビューも1300〜1500/日というところでピーク時の半分近くまで減ってきている。

こういうめんどくさいサイトを読みたい人だけが残ってきているという感じかな。
10年寿命説もあることだし、まあいい数字じゃないかと思っている。

ルーティングテーブルの切り方〜Windowsの場合、Macの場合

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ルーティングテーブルの切り方〜Windowsの場合、Macの場合

自宅ではあまりやることがないと思うが、ネットワークを複数セグメントに割ったり、複数アクセスポイントを設置したりするケースがネットワーク管理ではままある。

業務用のネットワークではむしろ普通にやるが、この場合のデフォルトゲートウェイとルーティングテーブルの設定の仕方について自分なりにメモ。

Macの場合、特にAirMacとかにルーティングをやらせている場合、家庭ではまずDHCPサーバ参照にするしそうするとネットワークの設定なんか触ることはまずない。
たまにWindowsユーザに
「デフォゲは何番ですか?」
と聞かれて
でふぉげ????
となるのが一般的なMacユーザだと思う。

デフォゲとはデフォルトゲートウェイのことで、別にWindowsの専門用語ではないのだが、ネットワークのそのセグメントのルート、外向きのゲートウェイを司っている端末のこという。

ルーティング(パケットの交通整理と理解すればいいか)をするのでたいていは専用機のルーターをここに置く。
AirMacもこの一種になる。
そしてたいていはセグメントの一番若い番号を割り当てる。

なので10.0.1〜で始まるローカルIPのネットワークの場合10.0.1.1、192.168.1〜で始まるネットワークの場合は192.168.1.1を割り当てる。
172.16.1〜の場合は…以下略。










1セグメント、1ゲートウェイのシンプルなネットワークの例
たいていの家庭、小規模事業所はこんな感じのネットワークになっていると思う
ルーティングを司るAirMacに内向きの10.0.1.1、
外向きのIPアドレス(インターネット接続などに必要なIP)を設定する
あとはLAN内に10.0.1.2から順番にIPが割り当てられていく
DHCPなら自動で割り当てだし手入力で固定IPを割り当ててもいい











この時にLANにつないでいるMacのネットワーク設定は
システム環境設定ネットワークで詳細に入ってする
この時にルーターの設定もする(手動の場合はだが)
これがWindowsでいうところの「デフォルトゲートウェイ」ということになる











例えばこういうケースがある
ローカルのネットワークは10.0.1.1をゲートウェイにしてWANにつながっている
これとは別のセグメントで172.16.3.1をゲートウェイとするネットワークがある
172.16.3.1は10.0.1.8というアドレスで最初のネットワークにも参加している
この別セグメント上の172.16.3.10というPCとWANと
両方に接続できるように10.0.1.14というMacBook Proを設定したい











またローカルネットワーク内にWANヘの別の出口がある
ひとつはPPPoEで普通にインターネット接続しており
もうひとつはVPNで特定のWAN二つながっている
この場合もほぼ上と同じ考え方になる











この場合デフォルトゲートウェイとは別のゲートウェイの設定が必要になる
これをルーティングテーブルという
Windowsの場合デフォゲとルーティングテーブルの表示はroute printというコマンドを
コマンドプロンプトに入力して表示する
上の赤線囲みは内蔵のNICのインターフェイス番号、下の囲みはデフォルトゲートウェイのIPだ











Windowsの場合のルーティングテーブルの設定
コマンドはroute -p add(パーマネントに追加)で
削除はroute deleteでできるので試してみる
オプションの順番はターゲットのネットワークの外向きIP、
サブネットマスク、ターゲットのルータのIP、
metricは接続の優先順位(若番が優先)NICがひとつしかない場合は
省略できるが次にif 0X2としてNICカードを選択することもできる











ルーティングテーブルが設定されるとPersistent Routesとして下にリスト表示される











Macの場合はどうするか
シンプルな方法はsudo route add -net 相手ネットIP -netmask サブネットマスク デフォゲ
となるらしいが私のところで検証できないのでメモとして
Macの場合はサブネットマスクを0/24という調子で簡略化して書くことができる
255.255.255.0なら0/24、255.255.0.0なら0/16とネットワーク名のIP(0/bit数)を使う
いずれにしてもこの方法は次回再起動まで有効で再起動後も残る設定は
StartupItemにAddRoutesとうファイルを作ってviでrouteを書き込む手順が別にある











Macでルーティングテーブルを確認するにはnetstat -rnと打って実行する











ちなみにサブネットマスクの数字はちゃんと
計算する方法があるのだが数学苦手な技術者の私には覚えにくい
(機械音痴の整備工とか字が読めない国語教師とかに喩えないように…)
いい方法を思いついたのだが一度この別ルートをデフォゲに登録してみると
サブネットマスクもコンピュータが自動で計算してくれる
これなら接続テストも兼ねられるので一石二鳥だ
数学できないのも捨てたもんじゃない…必要は工夫の母だ…
とか言っていないで覚えろよというツッコミは無しの方向でw





以上個人的メモで以下のサイトが参考になった。
スタティックルーティング ( route add とは )

[Mac]routeコマンドを使って常用のアクセスと開発環境へのアクセスと分ける -blog.hereticsintheworld

Persistent static routes.= Apple Support Communities

ASCII.jp:デフォルトゲートウェイの設定を間違えるとどうなる? (2-2)ネットワークの禁忌に触れる

NoSleep(Freeware)Macを一時的にスリープさせない、または自動的にスリープから復帰させるアプリ

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NoSleep
(Freeware)

OS10.5Leopard対応

OS10.6SnowLeopard対応

OS10.7Lion対応

OS10.8Mountain Lion対応

Macを一時的にスリープさせない、または自動的にスリープから復帰させるアプリ。

同じような機能で同姓同名のNoSleepというシステム環境設定ペインがあるが違いは、システム環境設定ペイン版はMacBook ProやMacBook Airなどのモバイルでふたを閉じてもスリープしないようにするどちらかというと特殊な目的で使うカーネルエクステンション。

それに対してこのアプリ版のNoSleepシステム環境設定省エネルギー設定をいちいちいじらなくても設定した時間の間だけスリープしないようにできる。

基本このアプリの設定画面で終了時間を設定してその時間までスリープしない、設定時間後はシステム環境設定の設定時間通りにスリープするというアプリ。

さらに同じような機能でCaffeineなんていう一時的にMacをスリープさせないアプリもあるが、これは目の前のMacで文章を考える時にいちいちスリープするのが鬱陶しいという時に使うのに対して、このNoSleepはサーバ用途である時間帯だけスリープさせないようにしたい…という使い方が向いているように思う。

もうひとつの機能としてスリープを自動解除して以降スリープさせないamakeの機能もあるので、無人の環境でも指定時間からスリープしないを設定することができる。
新しいバージョンでは何分後にNoSleepを終了させるかという設定や、バッテリーがシビアになってきたら終了するという機能もついてきたので、このAwakeと組み合わせれば開始時間、終了時間も設定できる。

サーバ用途やディスプレイ用などの用途が考えられる。
終了時間を設定できるようになったのは大いに進歩なのだが、繰り返しスケジュールが設定できるようになるとさらに用途が拡がると思う。

なお本体はフリーウエアだがスリープから自動復帰する機能の場合rootで起動している必要がある。
以前はシェアウエアのChalautを同梱していたが、別売りになった模様。

フリーウエアが希望ならディスコンだがAdminLaunchが利用できる。










NoSleepを起動した時に現れる設定画面
終了時間、開始時間が設定できるインターフェイスは変わりないが
効果が継続する時間とモバイルのバッテリー残量が少ない時に無効化する設定が追加された











こちらで日時を設定する
チェックを入れるとカレンダーと時計がクリック、

ドラッグできるので終了日時の設定が可能











設定完了して設定画面を閉じるとこの通り設定内容の確認タグが出てくる











スリープを解除してスリープしない期間の開始設定はroot権限が必要
開発者さんのChalautが推奨されている
ChalautNoSleepをドロップするとrootのパスワード認証を求められる











スリープ解除の設定はこちら側のチェックを入れる
同じようにチェック後はカレンダーと時計の操作ができるようになる











スリープ解除の設定が完了して設定画面を閉じるとやはり設定内容の確認が出る











この他に何分後にNoSleepを解除するかの設定や
バッテリー残量でNoSleepを無効化する設定が追加された











シェアウエアのChalautに代わるアプリをお探しの方にはAdminLaunchが同じ目的で使用できる
使い方はAdminLaunchの起動時にroot認証が求められるのでパスワード入力
あとはウインドウにNoSleepをドロップすればいい
AdminLaunchはまだミラーからバイナリは取得できるがアプリ自体は
もう配布中止、開発中止なのでいずれはOSXバージョンアップとともに動かなくなるかも
テストしたところ一応Mountain Lionでは機能した


iPhoneのパスコードを忘れてしまった時のリセット法〜バックアップは絶対とるべし、できればローカルに…

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iPhoneのパスコードを忘れてしまった時のリセット法〜バックアップは絶対とるべし、できればローカルに…

本日私のところでこの事案が発生したので、この報告をば。

iPhoneの画面をロックするパスコードロックをかけているユーザが多いと思う。
このパスコードを頻繁に変更している人がいるらしい。
「いるらしい」と書いたが、実は私の家族にもいた。

そしてパスコードを忘れてしまった場合、間違ったパスコードを10回入力すると60分間ロック解除ができなくなる。
さらに11回間違うともう永久にロック解除ができなくなるらしい。

パスコードの定期変更は無意味だから絶対にやめてほしいと思うのだが、パスコード定期変更信者というのは根強くいるものらしい。
参考資料
パスワードの定期変更は有効という幻想はなぜ繰り返しわき起こってくるのだろう?


それはともかく、このパスコードを忘れてしまった、または11回以上不正なコードを入力したiPhoneのスクリーンロックはもう単体では解除できない。
この解除方法については、いろいろな情報が流れているが結構間違ったものが多いので実際にやってみて成功した手順を書き留めておく。
(以下iOS6.1.3/iPhone5、Mac OS10.8.4/Mac mini/Intelで検証)

1)iPhoneをUSBケーブルでMacに接続する
(先に復元モードでiOSを再起動しておくDFUモードに関しては未検証。その方が早かったかもしれないが結局いったん出荷状態にしないとダメなのは同じなので、そのままつないだ)

2)iTunesを起動

3)iPhoneを認識したら同期画面に入る

4)「iPhoneを復元ボタン」でiPhoneを一度工場出荷状態にリセットする

5)バックアップからiPhoneを復元する

6)復元が完了したらiPhoneを再起動した後、ロックを解除しようとすると「パスコードがありません」の警告が出る

7)パスコードを設定を選択すれば新しいパスコードを設定できる


<ウソ情報に気をつけろ>
1)「バックアップから復元するとパスコードもそのまま復元されるので無意味」

これは完全なウソ。
逆にリセット状態で復元するしかパスコードの設定タグを呼び出す方法はない

2)「バックアップをとっていなくてもパスコードロックがかかったiPhoneのバックアップをiTunesでとってからリセットできる」
これはiOS5まではできたのかなぁ。
パスコードロックがかかった状態でバックアップをとることは現在のiOS6.1以降では不可能。
だからバックアップは普段からとっておくべきだし、iTunesの同期とバックアップをこまめにやっておいた方がいい。
以前、内蔵ディスクのスペース確保のために内蔵ディスクでバックアップをとらないというTipsを紹介したが、安全を考えるなら内蔵ディスクにとった方がいいかもしれない。
勿論回線が安定しているなら、iCloudからも復元は可能だと思う。

3)「iExplorerのようなアプリを使ってパスコードロックのテキストを取り出す」
この方法もiOS6では使えない。










iPhoneのパスコードリセットはUSBでMacまたはPCに接続してiTunesを起動
iPhoneを認識したらこの同期画面に入って「iPhoneを復元」でいったん工場出荷状態にリセットする
リセットが完了すると「バックアップから復元するか?」と聞いてくるのでOKで復元する
復元が完了したらiPhoneの再起動がかかるので起動後スクリーンロック解除すると
「パスコードがありません」という警告タグが出てくる
パスコード設定画面に進んでもいいし「あとで」でパスコードを設定しないという手もある
この方法は一回もバックアップをとってないと通用しないのでまだの人は今すぐバックアップ実施する
バックアップ先はiCloudでも問題無いと思うがディスクに余裕があるなら「このコンピュータ」にとるべし


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