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MakeMKVでBlu-rayをリッピングすると「'DASPI:…Scsi error - MEDIUM ERROR…不明な暗号キーが使われています、ビデオを復号化できません」というメッセージが出て失敗する

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MakeMKVでBlu-rayをリッピングすると「'DASPI:…Scsi error - MEDIUM ERROR…不明な暗号キーが使われています、ビデオを復号化できません」というメッセージが出て失敗する

以前、MakeMKVでBlu-rayディスクの画像をMKVに切り出して、最終的にiTunesなどで利用できるファイルやFinalcut Proなどで編集できるファイル形式に変換できることをここで紹介した。

ただ、このMakeMKVをMac OS Xで使用すると一部のディスクで以下のようなエラーが出てビデオのファイルリストの作成に失敗する。

'DASPI:IODASPIService:e166a57342151ebe:'

Error 'Scsi error - MEDIUM ERROR:UNRECOVERED READ ERROR' occurred while issuing SCSI command

AD010..080002400 to device 'DASPI:IODASPIService:e166a57342151ebe:'

このディスクは不明な暗号キーが使われています、ビデオを復号化できません

この症状は同じMakeMKVのWindows版では起きない。

この原因について以下のページに解説があった。

MakeMKV - OSX SCSI API

MacのDASPIに関するカーネルエクステンションにバグがあり、一部のBlu-rayに対応できないそうだ。

そしてこの解決策はMakeMKVのインストーラのディスクイメージに同梱されていた。

ディスクイメージをマウントしたら

daspi_1.5.pkg(バージョン番号は任意)

というインストーラパッケージが入っているのでこれをインストールすることでこの問題は解決する。





MakeMKVのディスクイメージを入手したら

本体をアプリケーションフォルダに入れるが

その時に同梱されているこのインストーラも実行しておく





このインストーラはシステムライブラリの中の

カーネルエクステンションの中のdaspi.kextというファイルを書き換える

これがバグがあるという問題のシステムファイルのようで

Windowsはデフォのままで同様のAPIに問題はない





このインストーラはGNU/GPLで提供される

Mac専用の追加修正インストールだが別途お代は必要ないということだ


WindowsでWebsite Explorerが起動できなくなった〜セキュリティアップデートが原因なので削除すれば起動できるようになる2

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WindowsでWebsite Explorerが起動できなくなった〜セキュリティアップデートが原因なので削除すれば起動できるようになる2

Windowsで使用しているWebsite Explorerが動かなくなったら、Windows Updateの該当項目を削除すれば動くようになるというエントリーを先日あげたばかりなのに、またまた今月のアップデートでWebsite Explorerが動かなくなった。

Website Explorerにこだわる理由は、現状ではXMLでサイトマップを作成できるフリーウエアがこれしかないということで、フリーウエアにこだわらなければMacにも同様の機能を持つアプリはあるのだがなんせ物入りですからね…( ̄д ̄)

それはともかくWebsite ExplorerをブロックしているのはWeb…具体的に言うとWebsite ExplorerもベースにしているInternet Explorerの脆弱性パッチのようだ。

前回指摘したKB3008923は今回のアップデートに入っていないかちゃんとチェックしていたのだが、今回はこの脆弱性パッチはKB3021952というInternet Explorerの脆弱性の累積パッチに統合されたらしい。

このKB3021952を削除することでまたWebsite Explorerは動くようになった。

ただしInternet Explorerのもろもろの脆弱性の修正も全部無効になってしまうので、これをやった場合Internet Explorerは原則使用禁止ということになる。

Website Explorerも、絶対安全だとわかっているサイト…自分のブログとか以外は表示をしないというルールにしたほうがいいと思う。





またしてもこれだ

2月のセキュリティアップデートをかけたらWebsite Explorerが起動できなくなった





前回削除した脆弱性パッチはインストールしないように

気をつけていたのだが他のパッチが肩代わりしたようだ

機能からすぐに目星がついたのだがInternet Explorerの脆弱性の累積パッチの
KB3021952が怪しいと見てこれをごにょごにょすることにした





更新プログラムのアンインストール画面に入って

該当プログラムをクリックするとアンインストールするか聞いてくる





アンインストールのプログレスバーには「数分かかる場合がある」と書かれているが実際数分以上待たされた





削除が完了したらWebに関する常駐プロセスの修正なので再起動を求められる





ビンゴ!Website Explorerは再び起動できるようになった

ただしInternet Explorer11の脆弱性修正は全部無効になってしまったので

Internet ExplorerはWindows Update以外は使用禁止というルールにしたほうがいい

「ディスクの不正な取り出し」これがデスクトップに出たら今抜いたメディアが壊れているかもしれない〜すぐに修復を!〜Time Machineの2TBメディアが死なずに済んだという話

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「ディスクの不正な取り出し」これがデスクトップに出たら今抜いたメディアが壊れているかもしれない〜すぐに修復を!〜Time Machineの2TBメディアが死なずに済んだという話

ある日、あなたが今日の仕事を外付けハードディスクにバックアップを取り終わって抜いた…

あるいは人に渡すためにUSBメモリにファイルを落とし終わって抜いた…

あるいは出がけにMacBook Proに刺さったTime Machineのディスクを抜いた…


そんな時にデスクトップの端っこに小さく

「ディスクの不正な取り出し」

というような表示が出ていたら…

特にWindows 7あたりからスイッチしてきた人はあまり気にしないかもしれない。

USBメモリなんかアンマウントもしないで普通にぶっこ抜く習慣が身についているし。

でも、Windowsではそれはあまりたいした問題ではないかもしれないが、Macでこの表示が出たら「ヒヤッとする」習慣を身につけたほうが良い。

かくいう私もWindowsを使う時間が大部分で、最近はMacを触る時間がなくなってきたのでいろいろ困ったことが起きる。

編集中のテキストを上書き保存するのにControl+Sの癖がつい出てMacでCapsLock+Sとか押してテキストが全部大文字のアルファベットになったりする間抜けなタイプミスをする。

この程度ならいいのだが、Time Machineの2TBディスクをアンマウントして、アンマウントを確認しないままUSBケーブルをスコッと抜いたところキャプチャーのようなポップアップが出た。





アンマウントが完了しないうちにUSBメモリや

外付けハードディスクなどのメディアを抜いたらこういう警告が出る

実はこれはMacでは非常によろしくない表示でこれを一回出しただけで

そのメディアがお亡くなりになって二度と認識できなくなることだってある





かくいう私も先日Time Machineのバックアップ用2TB外付けハードディスクを

うっかりアンマウントが完了しないうちに抜いてこの表示を出してしまった

特に大容量のメディアの場合アンマウントに時間がかかるから要注意だ

そして「ヒヤッとして」すぐにディスクユーティリティをかけたところ

案の定カタログデータ、ファイルカウントなどに不正が検出された





そして「このディスクを修復できません」

「ディスクの中身をできるだけバックアップ」しろという死亡宣告が出て

修復はアボートがかかってしまった

ディスクがダメージを受けたということだ





こういう時はどうするかというと根気強く何回も

ディスクユーティリティFirst Aidで修復をトライするしかない

今回は数回目でうまくいって修復に成功した

しかしうまくいかずにこのままメディアお亡くなり…認識している間に

できるだけ中身をサルベージしとけ…という状態になることもある

これはUSBメモリでもディスクメディアでも同じで放置しておくと

いつか必ず挿してもうんともすんとも言わなくなるので要注意

最初の「不正な取り出し」の表示が出たら無視しないで必ずチェックせよということだ

Responsive Resize(Freeware)レスポンシブデザインのWebサイトが各デバイスで意図通りのサイズ・レイアウトに表示されるか確認するための開発効率化アプリ

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Responsive Resize(Freeware)

OS10.8Mountain Lion対応

OS10.9Mavericks対応

OS10.10Yosemite対応


レスポンシブデザインのWebサイトが各デバイスで意図通りのサイズ・レイアウトに表示されるか確認するための開発効率化アプリ。

レスポンシブデザインというのは単一のhtmlで一つのWebサイトを各デバイスのスクリーンに最適サイズに表示させようという考え方。

以前だとPC用画面、スマホ用画面と別リンクになっていてるサイトをよく見かけたと思う。

実はかくいう弊サイトもトップ画面にこの表示切り替えリンクがあるのだが、評判はかなりよろしくない。

結局みなさんスマホで見るときも通常のPC用表示を小さくしたり大きくしたりしてご覧になっているようだ。

こういう操作をWebサイトのビジタに強いているのはWebのアクセシビリティとして望ましい方向ではない…というので出てきたのがレスポンシブルデザインという考え方。

要はビジタのデバイスが何かを自動で検知してそのデバイスのスクリーンに一番あった形でWebサイトを表示するということなのだが、そのために複数のhtmlを用意するんじゃ今度はWebサイトの管理者側に負担になる。

そこでCSSの方でそれをやろうというのがこのレスポンシブの要点で、このツールはそれぞれのデバイスをシュミレートして意図通りのサイズに表示されているかを確認する開発支援アプリ。

デフォルトではiPhone、iPadのポートレート(縦表示)、ランドスケープ(横表示)の4つが登録されているが、内臓プリセットを追加すれば、Apple、Amazon、Asus、BlackBerry、HP、HTC、Lenovo、Motorola、Nokia、Samusung、Sony、SonyEricsson、Sharp…などの主要メーカーのデバイスをテストすることができる。





Responsive Resizeの使用法は一番上のフォームに表示確認したいサイトのURLをコピペ

その下のiPhone Portrait、iPhone Landscape、iPad Portrait、iPad Landscapeなどのボタンで

切り替えて意図通りのサイズ、レイアウトで表示されているかを確認するというシンプルさ





一番右下のローテートボタンで縦横の表示の切り替えもできる





さらにギヤアイコンボタンのプルアップで「ライトテーマに切り替え」をクリックすれば

こういう白っぽいスキンにもできるので白のiPadなどで表示した時のイメージもつかみやすい





弊サイトは残念ながらレスポンシブデザインではないのでデバイスごとに

表示サイズは変わらないが偶然iPadのランドスケープにはサイズが合っている感じ





設定画面ではサイト履歴をいくつ残すか、サイズ変更を

何ピクセル単位で増減するかなどの設定が用意されている





ギヤアイコンボタンの「Add/Remove Devices」をクリックすると

デフォルトのiPhone、iPad以外のデバイスも追加または削除できる

自分でオリジナルのサイズのデバイスも設定できるし左下のメニューでプリセットも呼び出せる





プリセットだがこのスクロールを見て貰えば分かる通りかなりの種類が用意されている





こちらはSamsungのGalaxy tabで表示したサイズ





こちらはBlackBerryのCurveで表示したサイズ

弊サイトは残念ながら表示サイズは固定だがこのように切り替えてデバイスを認識して

サイズが切り替わっていればサイトはレスポンシブデザインに成功したということになる

Windowsのログインパスワード変更をコマンドプロンプトで実行する・パスワードの有効期限を確認し期限の変更、解除をやはりコマンドプロンプトで実行する

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Windowsのログインパスワード変更をコマンドプロンプトで実行する・パスワードの有効期限を確認し期限の変更、解除をやはりコマンドプロンプトで実行する

Windowsの操作法についてメモ。

<遠隔からのパスワードの変更法>

Windowsのログインパスワードを変更するには、普通はコンパネから「ユーザー アカウント」に入って変更するに違いない。

しかしVNCとかの遠隔からの操作だとコンパネの設定変更に関わる操作はできない場合が多い。

そこでコマンドプロンプトまたはtelnetを使って変更することになる。





VNC越しなど条件でパスワードの変更をコンパネを触らないで

実行する場合やはりコマンドプロンプトが頼りになる

最近もっぱら愛用しているコマンドプロンプトを呼び出す最も効率的な方法

Windowsキー+Rキー「ファイル名を指定して実行」を呼び出しcmdと打ってEnter

これで一発だ

VMWare Fusion上ならコマンド+Rキーで同じ操作ができる





ユーザーアカウントについて調べたい時はnet userというコマンドを使う

これで現在有効になっているアカウントが何があるかがわかる





そのアカウントについて詳細を知りたい時は調べたアカウント名を使って

net user <アカウント名>というコマンドを使う

今ログインしているアカウントにパスワード変更の権限があるかどうかはここで確認できる





パスワードの変更には管理者権限でコマンドプロンプトを起動する必要がある

コマンドプロンプトの本体はC:\Windows\System32\cmd.exeにある

これを右クリックで「管理者として実行」をクリックする

私の場合はスタートアップに入れているのでこういう場合に便利だと思う





コマンドプロンプトの管理者としての実行を本当にやっていいのか確認される

これはUNIXでいうところのsuと同じ神の権限になるので慎重に操作せよということだ





パスワード変更のコマンドはnet user <アカウント名> <変更したいパスワード>

神の権限なので旧パスワードは確認されないで

いきなり新しいパスワードを入力しろという構文になる





こうして指定のパスワードは変更された

Microsoftのアカウントはこの方法では変更されないそうなので要注意だが

そういうものは遠隔で変更することはないだろうから気にしなくていい




<遠隔からのパスワードの有効期限の変更法>

同じようにパスワードの有効期限を無効にする操作も必要になる場合がある。

クライアント用のPCは普通はパスワードの有効期限はデフォルトで無期限になっているが、AD化されたPCやサーバーOSではデフォルトでパスワードの有効期限が設定されているケースが多い。

クローズドなネットワークの中で使用する専用機のサーバーまでパスワードの定期変更がされていることがあって、普通はそれを設置の時に解除するのだがこの設定はよく忘れられて、或る日突然サーバーにログインできなくなってサーバーが使用不能になる何てトラブルは…実はよくある。

迷惑な機能だ。

そこでこのパスワードの定期変更の有効期限を遠隔から解除する手順も必要になってくる。





パスワードの有効期限などを確認したい時にはnet accountsというコマンドを使う

パスワードの有効期限が42となっている場合は42日ごとにパスワードの定期変更を求められる

サーバーなどで気がつかないでパスワードが無効になっていてサービスに

ログオンできない…再起動したらGUIにもログインできない…という迷惑な状況が時々…





これを無効にするコマンドはnet accounts /maxpwage:unlimitedでEnter

逆に定期変更を有効にしたい場合はunlimitedの代わりに期限の日数を数字で入力

net accounts /maxpwage:42という要領だ





こうしてパスワードの定期変更は無効になり有効期限は無期限になった

MacBook Proが突然「進入禁止」マークを出して起動できなくなった〜YosemiteでSSDを使用してTrim Enablerを使っている場合、セーフブートも危険〜その復旧法

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MacBook Proが突然「進入禁止」マークを出して起動できなくなった〜YosemiteでSSDを使用してTrim Enablerを使っている場合、セーフブートも危険〜その復旧法

MacBook Proが口絵のような通行止めマークを出して全く起動できなくなってしまった。

症状はこんな感じ。

最初のリンゴマークまでは正常に出る。

プログレスバーが4分の1程度進んだところで全く動かなくなってしまい、口絵の通行止めマークが出て以降何もできなくなる。

強制終了しかできることがないので再起動をやってみるが、次に起動するとまた同じマークが出て永遠ループで起動できない。


<症状>


この症状は以下の条件で起きる。


1)OS10.10 Yosemiteを使用している

2)サードパーティのSSDを使用している(含む自家製FusionDrive)

3)Trim Enablerを使用している

4)この条件でPRAMクリア(NVRAMリセット)を実行

これらが揃った時にこの問題は起きる。

「?」マーク付きフォルダが表示される時はハードウエアの故障で起動システムが見えない場合だが、この通行止めマークはカーネルに問題が起きている場合とのこと。

以前ツイッターでE-WAさんがPRAMクリアをしてこれにはまってMacが起動できなくなったということがあって、これに関する記事もあったのでツイッターアカウントでリンクしておいた。

詳細はこちら。

Cindori Software、OS X Yosemiteがインストールされたサードパーティ製SSDでTrim Enablerを使う際の注意点を掲載。最悪起動しなくなる場合も。

なのでPRAMクリアは要注意というのは認識があったのだが、今回はなんとセーフモードで起動したところやはりこれにはまってしまった。

ちょっと試したいことがあってMacBook Proをセーフモードで起動したのだが、そのあと普通に起動しようとしたら上記の通行止め地獄にはまって起動できなくなってしまった。

セーフモードでもこの現象は起きるのだ。

というよりセーフモードでもPRAM(NVRAM)はリセットされてしまうということを、私はこの歳になって初めて知った。

単にドライバやらプラグインやら切り離して起動するだけじゃなく、ファームウェアのメモリもリセットするなんて誰も教えてくれなかったよ〜

ということで晴れて私もMacBook Pro起動できない地獄経験者の仲間入りをした。


<原因>


これが起きるのはTrim Enablerを使っている人だけ。

Trim EnablerはSSDの未使用領域を解放するTrim機能を有効にしてSSDの寿命を長くする素晴らしいアプリだ。

このアプリの紹介記事でも「特に事情がないならこのアプリは使うべきだ」と書いた。

しかし「特にに事情がある」人のうちに「MacにYosemiteをインストールしている人」も含まれることが判明した。

Trim Enablerはカーネルエクステンションをインストールする。

これによってサードパーティ製のSSDに対してもトリム機能を有効にすることができる。

OS10.9Mavericksまではこれで全く問題はなかったのだが、OS10.10Yosemiteからはカーネルエクステンションも認証がないと有効にできないという仕様に変わった。

このためそのままインストールしてもTrim Enablerは有効にならない。

Trim Enabler3からはインストール時にこのカーネルエクステンションの認証を無効にする機能がついた。

このおかげで、YosemiteでもやっとTrim Enablerが使えるようになった。

ところがTrim Enablerでこの認証を解除するのは若干問題を含んでいる。

すべてのカーネルエクステンションの認証を無効にするので、せっかくのYosemiteのセキュリティが弱くなってしまうのが一点。

そしてもう一点がこの認証解除の設定がNVRAMに記録されるために、何かのはずみでこれがリセットされてしまうとOSの起動ができなくなるという問題点だ。

今回の問題がまさにこれに当たる。

なお、どこかの掲示板にTrim Enablerを使ったらこの問題が起きるが、Chameleon SSD Optimizerを使えば問題ないようなことが書いてあったが、これは間違いでChameleon SSD Optimizerも全く同じことをしているので、同じ問題が起きる。


<復旧>


この状態から復旧するには以下の手順を実施する。

参考サイト

Trim Enabler and Yosemite | Cindori





通常起動はできないのでどこで問題が起きるているのか

切り分けるためにverboseで起動してみた





その結果がこれ

カーネルエクステンションにエラーがあるというような意味合いの表示が

ずらずらと出ているが要するにこれもカーネルパニックということなのか

ここで昨年話題になっていたYosemiteとTrim Enablerの組み合わせで

システムお亡くなりになる件を思い出した





通常ならここからの修復は修復ボリュームからの起動でTerminalでやるが

私の場合自家製FusionDriveを構築した関係で内蔵ディスクに修復ボリュームがない

そこで外付けハードディスクに作ったインストールボリューム、修復ボリュームなどから

修復できるわけだが、せっかくYosemiteの非常用起動ボリュームも

作っているのでそこから起動することにした





通常の修復ボリュームならこのような修復画面の上のメニューからTerminalを呼び出す





しかし非常用のバックアップ起動ボリュームを作っておくとこの通り通常のGUIから起動できた

こちらではTrim Enablerを使用していないので認証が有効になってしまったMacでも普通に起動できる

この方がいろいろ都合がいいことも多いのでバックアップシステムを持っておくのはおすすめ

ところで起動すると早速Trim Enablerが無効だという警告が出る





Trim Enablerを使ってこのカーネルエクステンションの

認証解除を外付けハードディスクからできないか試してみたが

このディスク自体がSSDではないためTrim Enablerをオンにしても認証解除ができない

やはり作者推奨のTerminalを使ってやる方法しかないようだ





Terminalで認証解除をする手順は以下の通り

まずnvram boot-argsと打ってEnterでカーネルエクステンションの認証のステータスを確認する

このキャプチャーのようにError getting variableと答えが返ってきたら認証は有効になっている

その場合はnvram boot-args=kext-dev-mode=1と打ってEnterで認証を無効にする





次にカレントディレクトリを内蔵ディスクのルートに移動しておく

コマンドはcd /Volumes/<内蔵ディスクのボリューム名>でこのボリューム名の

ところは自分のMacの内蔵ディスクの方の起動ボリュームの名前を入れること

デフォルトではMacintosh HDだと思うが私の場合は

FS1TBに名称変更しているのでキャプチャーのようなコマンドになる

次にtouch System/Library/Extensionsのコマンドを打ってEnter

そしてkextcache -u /Volumes/<内蔵ディスクのボリューム名>

カーネルエクステンションのキャッシュの修復をやっておく

これも内蔵ディスクの方のボリュームの名前を入れる

もう一度nvram boot-argsと打ってkernel-dev-mode=1と返してきたら認証は無効になった印





以上が完了したらシステム環境設定の起動ディスクの選択で内蔵ディスクから起動する





内蔵ディスクから起動できない場合はOptionを押しながら起動で起動ボリュームを選択できる





こうして内蔵ディスクのシステムから無事起動できた

しかしこれで安心してはいけない

ここでYosemiteユーザはある決断に迫られる





Trim Enablerを起動するとクラッシュした状態の前に戻っているので多分有効になっているはず

しかし何かのはずみでPRAM(NVRAM)がリセットされるとまた同じことが起きる

今回セーフモードでも同じことが起きるというのは私には結構な衝撃だった(滅多に使わない機能だが)




ここで迫られる決断とは、

リスクがあることを知りながらこのままYosemiteでTrim Enablerを使い続けるか、

SSDの延命に効果があることを知りながらTrim Enablerの使用を諦めるのか、

それともいっそYosemiteを諦めてMavericks+Trim Enablerという組み合わせで末長く幸せに暮らすのか…

という三択の決断になる。

Trim Enablerの作者さんはYosemiteでTrim Enablerを使い続けるにはカーネルエクステンションの認証解除は避けて通れないこと、

これはTrim Enablerのバグではなく、Appleがこの認証をサードパーティにオープンにしないというポリシーを見直さない限り改善される可能性がないこと…をサイトで説明している。

そしてYosemiteのカーネルエクステンション認証を強制的に解除するのは

「くるみを割るのにかけやでぶん殴る必要はない」

という例えをあげて「Macをぶっ壊してまでやるほどの価値はない」とも書いている。

Trim EnablerがSSDの延命に効果があるのも明らかなのだが、通常20年程度の寿命がある(という統計を目にした…真偽は不明)とのことなので、ここは泣く泣くTrim Enablerを諦めることにした。

今回のセーフモードの件もそうだが、どういうはずみでNVRAMがリセットされてしまうかは予想がつかない。

そうなった時にまたシステムが起動できないんじゃ話にならないので、MacBook Proでの使用を断念することにした。

ただし繰り返しになるが、この問題はYosemiteだけの問題でMavericks以下のバージョンではこの問題は発生しないので、その場合はTrim Enablerを使用することをやはりお勧めする。





Trim EnablerのTrimボタンをOffにすると「カーネルエクステンションの

認証が無効になっているがこれを有効にするか?」と聞いてくる

これはYesで答えておく





そして再起動を実施





起動するとTrim Enablerのヘルパーが「Trimが無効になっている

Trim Enablerを起動するか?」と聞いてくる

有効にする気はないがとりあえず起動する





Trim EnablerのGUIでTrimが無効になっていることを確認





Terminalを起動してもう一度nvram boot-argsと打ってEnter

Error getting variableと答えが返ってきたら無事認証は有効になったので一応完了

認証有効がうまくいかない場合はこちらの作者サイト

「Reversing any changes by Trim Enabler」以下の手順を試す





さてまだこれで終わりではない

このままだとシステムを起動するたびにTrim Enabler「Trimが有効ではない」と警告を出し続ける

そこでツールバーのギヤアイコンボタンに入ってここのUninstallボタンをクリックする





これはヘルパーの削除も伴うのでパスワードを求められる





この表示が出たらTrim Enabler本体ごとアンインストールに成功している

以上でMacは完全にデフォルトの状態に戻った

ネット越しのFinderが遅い!〜解決法〜遠隔からファイルをコマンドを使ってアプリケーションに渡して開く

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ネット越しのFinderが遅い!〜解決法〜遠隔からファイルをコマンドを使ってアプリケーションに渡して開く

ファイルを開くコマンドがある。

openというコマンドを使うが、このコマンドにはファイルを開くアプリケーションを指定してファイルを開くことができる。

ローカルで使うだけならそんなコマンドを知っていても、あまり使う場面はないかもしれない。

しかしMacはMountain Lionあたりから、ネットワークボリュームの読み込みにえらく時間がかかるようになった。

特にインターネット越しにサーバーのボリュームをマウントして、ディレクトリ、内包ファイルを表示するのに数分、数によっては20〜30分かかるようになった。

以前のMacはこの辺りは速かったのだが、FinderがCocoa化したあたりからだんだん遅くなって、ついにMountain Lionあたりから顕著になってきた。

Mavericksあたりで改善されるかと期待していたのだが、Yosemiteになった現在でもネット越しのファイルリストの表示はとても遅い。

最近はTerminalを起動してファイルリストの表示はlsコマンド、ファイルのアップロードはcopyコマンドで済ますことが多い。

Finderを使うよりずっと速いからだ。

困るのはアプリケーションからファイルを開きたい時だ。

サイトの運営をしているとhtmlファイルなどをネット越しにテキストエディタで開いて、タグを編集したい時がある。

その時にテキストエディタのファイルを開くメニューでネットボリュームのリストがダイアログに表示されるのを待っていると、下手するとまた数十分待たされることがあって、仕事にならない。

そこでコマンドを使ってネット越しのファイルをアプリケーションを指定して開く。

そのコマンドは以下のようになる。

open -a <アプリケーションのパス> <ファイルのパス>

例えばアプリケーションフォルダの中のbusinessフォルダの中に置いているCotEditorを使ってインターネット越しにマウントしているmutaというユーザのSiteフォルダの中のindex.htmlというファイルを開きたい時にはこういうコマンドになる。

open -a /Applications/business/CotEditor.app /Volumes/muta/Sites/index.html

アプリケーションフォルダのパスを記述していること、ネットワークボリュームは/Volumes/の中のボリュームのパスを記述していることに注目。

このパスがわからない時はTerminalにopen -a (最後にスペースを一つ入れる)とだけ打って開きたいアプリをTerminalにドロップ、次にデスクトップにマウントしているネットワークボリュームのアイコンをドロップしてネットワークボリュームの中のパスだけ手打ちで入力するのでも構わない。

これで正しいパスが入力できるはずだ。

Terminalも多少は待たされるが、Finderのモタモタぶりと比べたらはるかに速い。





インターネット越しにWebサイトのファイルを編集したいという時

Finderはネットワークボリュームの中身を表示するのに時間がかかる

時にこの表示のまま十数分待たされることがあってディレクトリを

変えるごとにその時間待たされていたら仕事にならない





ネットワークボリュームはGUI上ではデスクトップにマウントされているように見えるが

UNIX的パスで見ると/Volumesの中にマウントされているのでcdコマンドでそこに入って

lsコマンドでファイルリストを表示させるとFinder

表示するよりはるかに短い時間で全てのリストを表示できる





相手先のリストが表示されたらそのパス、ファイル名を確認する





ここで特定のアプリケーションでファイルを開くコマンドを実行する

アプリケーションフォルダの中にbusinessというフォルダを作って

そこに入れているCotEditorを使ってnmutaというユーザ名のネット越しボリュームの
Sitesというフォルダの中のindex.htmlを開きたい時のコマンドは以下の通り

open -a /Applications/business/CotEditor.app /Volumes/nmuta/Sites/index.html





こうしてhtmlファイルをCotEditorで開いてネット越しに編集することができる

Finderでドロップしているのと比べて能率は段違い





このコマンドのパスを記述するのが面倒という人はアプリケーションのパスは

本体アイコンをTerminalにドロップするだけで記述できるという裏技がある

Macならではの作法だがこれでネットワークボリュームのパスも

記述できるのでこのコマンドは見た目が長い割には簡単に入力できる

MacPurge1.2(Freeware)Macのメモリを解放する効果があるpurgeコマンドをGUIで実行するメモリクリーンアプリ

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MacPurge1.2(Freeware)

OS10.7Lion対応

OS10.8Mountain Lion対応

OS10.9Mavericks対応

OS10.10Yosemite対応

Macのメモリを解放する効果があるpurgeコマンドをGUIで実行するメモリクリーンアプリ。

MacはMavericks以降メモリを圧迫しないようにメモリ圧縮機能が実装された。

これ以前からそうだったがこのおかげもあってSwapはどんなにMacを酷使しても1個、1GB以上に増えなくなった。

Swapが増加してシステムが重くなる現象を防ぐために、メモリを解放するユーティリティを色々使っていたのだが、Swapは増えなくなったので問題解決!

めでたしめでたし…

とはいかない。

残念ながらYosemiteになっても相変わらず虹色ボールはぐるぐる回っている。

動作を観察しているとSwapがどんどん増えなくなったのは結構なことなのだが、代わりに圧縮メモリがどんどん増えて結果的にこれとのやりとりでまた重くなっているようだ。

Swapよりはマシだが、それでもこれが増えるとやはりシステムが重くなる同じ傾向がある。

その対策なのだが、結局は昔ながらの方法でちまちまとメモリを解放して圧縮メモリが増えないようにするしかない。

ここでもメモリ解放アプリはいくつか紹介していて、いろいろなアプローチがあるのだがどれもそれなりに効果がある。

そこで最近試してなかなか効果があったMacPurgeが1.2にバージョンが上がってYosemiteにも対応したのでまた試してみた。

以前にもちょっと触れたがMavericksになってpurgeコマンドの効果がちょっと変わったのとセキュリティにも変更があってパスワードを求められるようになっていたが、Yosemite対応はそれとほぼ同じ。

試してみた結果はMountain Lion当時のような劇的な効果はなかったが、それでも幾つか試した中ではこれが一番はっきりメモリの空き容量が増えるようだった。

これでメモリ圧縮が減って虹色ボールも減るのかしばらく試してみたい。

余談だがアイコンもYosemite調のフラットなアイコンに変わった。





MacPurgeを試したところ初回だけpurgeコマンドプロセスが

止まらなくなってしまいMacPurge自体も「反応なし」になってしまった

purgeコマンドは結局強制再起動しないと止められなくなった

しかしそうした問題は初回だけでそれ以降は問題なくpurgeできているので

コマンドの問題というよりその時のシステムのコンディションのせいだったのかもしれない





UIは以前のままだがOS10.10が追加された

10.9/10のタブを選択して下のpurgeボタンをクリックするとパスワードを求められる

管理者のパスワードを入力してメモリ解放が始まる

purgeボタンは3回ぐらいまではメモリ解放の効果があるから

一回で終わらず複数回やってみると良いと思う





効果のほどだがMountain Lionの頃のようにギガ単位で

メモリが解放される…というほどの劇的効果はなかった

それでもメモリページの空き容量が20MB程度から800MB、全体の空き容量も

300MBから2GB程度には解放されたのでメモリ圧縮が増加するのを予防する効果はあると思う

このキャプチャでは1.6GBがメモリ圧縮されていてすでに重くなっていた


ちょっとしたメモ〜Yosemite・Mavericksのメモリ圧縮を無効にするコマンドでひょっとしたらMacが高速化するかも…しないかも…

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ちょっとしたメモ〜Yosemite・Mavericksのメモリ圧縮を無効にするコマンドでひょっとしたらMacが高速化するかも…しないかも…

先日Trim EnablerのトラブルでMacが起動できなくなり、その解決のためにnvramコマンドについて調べていた時に思わぬ拾い物をしたのでメモしとく。

Yosemite・Mavericksのメモリ圧縮を無効にするコマンドが存在する。

それも先日問題を起こしたNVRAM(旧PRAM)に記録されたパラメーターを変更するコマンド、nvramを使用する。

メモリ圧縮を無効化するのがこれ

sudo nvram boot-args="vm_compressor=1"

メモリ圧縮を有効化するコマンドは以下

sudo nvram boot-args="vm_compressor=4"

要はnvramのvm_compressorというパラメーターが4なら圧縮メモリは有効、1なら圧縮メモリは無効ということらしい。

今圧縮メモリが有効か無効化を確認するコマンドは以下。

sysctl -a vm.compressor_mode


で、実はこれまだ試していない。

近日中に効果を確認する。

nvramのパラメーターをいじるのは当分慎重になりたいので…

ただ圧縮メモリ自体が本来システムの高速化のために導入されたはずだから、メモリ圧縮の無効化がシステムの高速化に貢献するのかは不明。

使い方や空きメモリの余裕にもよると思うのだが、逆にSwapが増えてシステムが重くなってしまうということも考えられる。

見たところ単なるnvramパラメーターだから逆効果ならすぐに元に戻せそうではあるが…

ダメならPRAMクリア・NVRAMリセット・セーフモードで起動などでリセットできるので問題ない。

ただしYosemiteでTrim Enablerを使っている人は要注意なのは先日書いた記事の通りなのだが…





sysctl -a vm.compressor_modeのコマンドを打つと現在の圧縮メモリの有効・無効が確認できる

デフォルトのパラメーターは4で有効だが上記コマンドでこれを1に変更すれば無効にできる

Dr. Cleaner(Freeware)トレンドマイクロ公式システム最適化ツールという触れ込みのディスククリーンアプリ、メモリ解放メニューバーアプリのセット

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Dr. Cleaner(Freeware)

OS10.9Mavericks対応

OS10.10Yosemite対応


トレンドマイクロ公式システム最適化ツールという触れ込みのディスククリーンアプリ、メモリ解放メニューバーアプリのセット。

起動するとまずディスククリーンに機能がユーザフォルダへのアクセス許可を求める。

このアプリがクリー二ングするのはユーザフォルダの中のキャッシュ・テンポラリファイルだけなので劇的なディスク空き容量増加は望めないが、安全ではあるし特にYosemiteでは結構なサイズのキャッシュを使うようになってきているのでまあまあ効果はある。

(しばらく使っているとすぐに元には戻るが)

またセットでメニューバーアプリも起動しメニューバーアイコンにメモリの使用量を常駐して表示、手動でメモリの解放もできるしアプリ終了時にもメモリの解放をする。

これもpurgeコマンドを使っているらしく効果もMacPurgeとほぼ同じくらいだ。

Macのディスクを掃除してメモリも掃除してドヤ顔で高速化するという触れ込みのマック◯ーパーとかいうアプリと似たような機能だが、これはセキュリティベンダー純正ということもありそんなに無茶なこともしないし、無茶な効果はないが安全なアプリだと言える。





起動時にこんな感じのスプラッシュが現れる

ディスクの掃除もして空き容量を稼ぎたいなら「ディスククリーン」ボタンをクリック





ユーザフォルダへのアクセス許可を求めてくる





こうして起動した画面でグラフ表示しているおは内蔵ディスクの使用状況

この場合は28%の空き容量があるという表示

不要なファイルを削除するなら左のボタン、でかいファイルを整理したいなら右のボタン





しばらくスキャンの間待たされる

プログレスが円グラフで回転するトレンドマイクロらしい派手なインターフェイスだ





こうしてスキャン結果が表示される

クリーンアップボタンをクリックすれば400MBもディスク容量が節約できるそうだ

その内訳は「詳細選択」ボタンで見ることができる





見てみると大部分がアプリのキャッシュ、ログファイルなどで

Yosemiteでは大量のキャッシュを吐き出す仕様になったので

確かに400MBの効果はあるのだがしばらく使っているとすぐに元に戻る





クリーンアップボタンをクリックするとまたもや派手なプログレスグラフが…





そしてお約束通り400MBのディスクスペースを空けてくれた

フェイスブック、ツイッターの共有ボタンが付いているが

この結果をみんなに言いふらして欲しいということらしい





メモリのユーティリティの方はメニューバー常駐アプリになっている

右クリックでメモリ最適化の開始、設定、終了が選択できる





設定はとてもシンプルでメニューバーの表示とログオン時に起動するか、言語設定など





しばらく待ってスキャンが完了するとメニューバーアイコンから

プルダウンでメモリ使用量を派手なグラフィックで表示できる

メモリ使用の内訳も表示され%表示のボタンをクリックするとメモリクリーンが始まる





メモリクリーンの実行中はここが扇風機のようにぐるぐる回る

トレンドマイクロらしい派手なUI





結果表示はこんな感じ

約10%、800MBほどのメモリ解放に成功した

WiMAXをWiMAX2に更新したらWindowsからVPNが繋がらなくなった〜Windows7の再設定の仕方とリモート、共有の開き方Tips

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WiMAXをWiMAX2に更新したらWindowsからVPNが繋がらなくなった〜Windows7の再設定の仕方とリモート、共有の開き方Tips

仕事で使用しているWiMAXだが、例のWiMAX2への移行に伴い帯域制限がされるとのことでいよいよ使い物にならなくなる日が近づいている。

そこでWiMAX2に更新した。

WiMAX2については色々思うところがあるのだがそれはそのうち気が向いたら書くとして、WiMAX2の無線ルーターに乾燥してWindowsからのVPNの接続が若干再設定が必要だった。

といっても結局いままでの設定をそのままなぞって再保存しただけなのだが、一度これをやらないと安定して繋がらない。

MacBook Proを出先から繋いだ時は問題なかったのだが、Windows7のVAIOから自宅のVPNに繋がらなくなった。

また仕事場環境のVPNもVPNルータ更新によって再設定が必要になったりということがあったので、主にWindows7の再設定の手順を解説する。

Macの再設定の手順は…見ればわかるぐらい簡単だから改めて解説の必要はないと思う。


それとVPNでつないだらつぎにやるWindows7からのファイル共有、VNC接続、SSH接続の手順の解説も併せてやっとく。





WiMAX2にルータが変わって無線インターネットは問題なく繋がっているし

MacBook Proから自宅VPNにも今まで通り繋がっているが

なぜかWindows7から繋がらなくなった





接続の再設定の画面に入る方法は三つ

前のキャプチャのタスクトレイの中のネットワークアイコンで開く接続デバイスのリストで

接続したいネットワークの接続ボタンをクリックするとこの接続ダイアログに入れる

通常は「接続」ボタンでつながるはずだが繋がらないときはプロパティボタンをクリック





もう一つはコンパネから入る方法

「ネットワークと共有センター」を開く





ここで「新しい接続またはネットワークのセットアップ」に入る





新しいウインドウで「職場へのダイアルアップまたはVPN接続をセットアップ」を選択する





「新しい接続」なのに「既存の接続を使用しますか?」と聞いてくる

今回は再設定なので「はい、既存の接続を選びます」の中の使用したいVPNを選択する

「新しい接続」なのに「はい、既存の接続を…」とデフォルトの確認の肯定・否定が逆になるあたりが

WindowsのUIをわかりにくくしている要因だという気がするがそれは今回のテーマではない





三つ目の方法は先ほどのコンパネのネットワークセンターの左ペインの「アダプターの設定の変更」





既存のVPN設定は仮想のネットワークアダプタとして

ここに登録されているので設定変更はここからもできる





どこから入っても結局この接続のプロパティにたどり着く

ここのホスト名を再確認、グローバルのIPアドレスかDNSで解決するホスト名を入力する

私はDDNSサービスを使用しているのでその割り当てのドメイン名を入力している





MacをサーバにしたVPNサービスは暗号化していない通信を受け付けない

ただし暗号化の設定は種類してまでしなくても自動でよい





これで再度接続を試みる

今回プチハマりしたのはこの「接続タグ」のドメインのフォームになぜか設定と

同じDDNSのドメインが入っていたため接続できなくなったこと

設定にホスト名を入れているのならここは空白で良い

ここにもホスト名が入っているとたとえホスト名が

あっていても設定側の設定とぶつかって接続できないみたいだ

なぜなのかわからないがここを空白にしたら接続できるようになった





これで再度VPNの接続に成功





出先のWindowsから無線インターネットを通じてMacの画面共有に入ってみる

Windows7にはRealVNCがインストールされているのでこれでMacの画面共有に接続する

VPNを通じてローカルネットワークに接続済みなので相手先のMacはローカルIPアドレスで指定する

10.0.1〜のIPを使っているならこんな感じ、192.168.0〜のIPを使うルールならそのルールに従ってIPを入力

AirMacを使っているなら外部からの接続を考慮してIP予約で固定IPにしておくと便利だ





スタンダードなVNCと違ってMacの画面共有はフルカラー接続を要求する

相手がWindowsなら低カラーレベルでも問題ないがMacはこれでないとエラーが出て接続できない





接続は相手端末の管理者パスワードを入力





こうしてワイヤレスのインターネットからVPN経由でVNCの接続に成功した





ただしWiMAX程度の帯域では表示に非常に時間がかかるし

現実的な使用には画面の更新頻度がかなり厳しい

Macの画面表示に異常がないか確認する程度には使えそうだ





次に出先のWindowsからMacをリモートで操作する

相手がWindowsならtelnetが便利だがMacの場合はやはりsshが便利だと思う

接続したい端末のホスト名またはIPアドレスを入力してOK





ユーザ名とパスワードを要求される





ここでの認証法だがプレインテキストで一回試してみる

これで拒否されるようだったらチャレンジレスポンス認証に再設定してもう一度試す





こうして接続に成功

DOS窓のようなデザインのウインドウだがTerminalのプロンプトが表示される

「あなたの名前は?」と質問して「iBook-G4のDarwin」と答えたところ





もう少し実用的なコマンドも使ってみる

相手の起動時間を表示させるuptimeコマンドを打ってみた

246日の起動時間を表示した





ここでclamのウイルス定義ファイルの更新のfreshclam、

ディスクのアクセス権の修復のdiskutil repairPermissionsのコマンドを実行してみる





さらにclamによるウイルススキャンのclamscanコマンドを実行した結果

このようにUNIXのコマンドがそのまま使えるのでMacのメンテナンスを

遠隔からWindowsでやりたい場合sshはとても重宝する





次にWindowsからMacのファイルサーバー、ファイル共有を開く

スタートボタンの中のファイル名を指定して実行を開く

Windows7の場合はデフォルトではこのフォームが表示されない設定になっている場合がある

その時はスタート項目のプロパティで設定するかWindowsキー+Rキーで検索フォームを呼び出す





ここにMacの開きたいディレクトリを入力する

パスの書き方は¥¥IPアドレス¥開きたいアカウント名¥という感じ

これがMacしか使ったことがないユーザには異様に見えるが

Macの共有フォルダもWindowsではこう記述する





Macの側にちゃんとファイル共有の設定をしてあれば

共有を開くためのユーザのパスワードを要求される





こうしてユーザフォルダは開いた

Macのディレクトリがエクスプローラーで見えている

iTab(Freeware)ギタータブ専門サイトから曲名・アーティスト名で検索してタブを探して表示するアプリ

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iTab(Freeware)

OS10.8Mountain Lion対応

OS10.9Mavericks対応

OS10.10Yosemite対応


ギタータブ専門サイトから曲名・アーティスト名で検索してタブを探して表示するアプリ

検索元のサイトは911tabsとUltimate-Guitarというギタータブ専門サイトで、こういうところの性格上今現在流行中のポップス、ハードロックに強く、ジャズやクラシックはちょっと弱い感じだ。

案外古いスタンダード曲でも検索に出てくる。

検索サイトはツールバーのボタンで選択できて、ボタンでギター・ベース・ドラム・コード譜に絞り込むこともできるなどブラウザよりアドバンテージがある。





iTabのインターフェイスはこんな感じ

ギターかベースかドラムかコード譜か欲しいものを選択して、

どちらのサイトで検索するか選択してタブを開くか検索をかけるという流れ

見つけたものをSafariで開くこともできる

Follow iTunesのチェックを入れておくとiTunesで再生中の曲を自動的に検索しに行く

履歴も残るのでタブ譜を効率的に探したいときは良いかもしれない

Plain Clip(Freeware)クリップボードのテキストのフォーマットを自動的に変換、整理、不要なスペースなどを削除するアプリ

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Plain Clip(Freeware)

OS10.6SnowLeopard対応

OS10.7Lion対応

OS10.8Mountain Lion対応

OS10.9Mavericks対応

OS10.10Yosemite対応


クリップボードのテキストのフォーマットを自動的に変換、整理、不要なスペースなどを削除するアプリ

これの使い方は初回起動で出てくる設定画面でやりたいことを設定する、あとは必要な時に起動するだけでアイコンも表示しないでバックグラウンドで常駐して自動的にクリップボードのを整理してくれる。

アイコンも表示しないので、設定を変更したい時にはShiftキーを押しながらアプリアイコンをクリックすることで設定ウインドウを表示する。

Web越しのコピペの時にあったら便利なような機能が色々用意されている。

Unicodeで化けるようなテキストを修正したいとかASCIIで常に利用したいとかWeb関係の人だったら便利かもしれない。





初回起動時に表示される設定ウインドウで必要な動作をチェックして

Saveボタンでクリップボードの自動変換機能を開始してくれる

行頭のスペース・行末のスペースを削除、タブや改行を削除、空白の行を削除、

タブをスペースに変換などコピペしている時に舌打ちしたくなるような機能が色々ある

Drive Clean(Freeware)外付けハードディスク、USBメモリなどのリムーバブルメディアに生成される.DS_Store、Thumbs.db、.Spotlight、ゴミ箱などの不可視のゴミファイルを掃除するメニューバーアプリ

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Drive Clean(Freeware)

OS10.9Mavericks対応

OS10.10Yosemite対応


外付けハードディスク、USBメモリなどのリムーバブルメディアに生成される.DS_Store、Thumbs.db、.Spotlight、ゴミ箱などの不可視のゴミファイルを掃除するメニューバーアプリ。

これらの不可視ファイルは、マックの動作上は必要なファイルだし特別に見えるように操作しないと見えないのでMacだけで使うときには気にしなくてもいい。

ディスク容量の節約といったってせいぜい数MBだし、ゴミ箱にはGB単位のゴミが残るかもしれないがそれもマウントしているときにこまめにゴミ箱を空にすれば問題ない。

ところがWindowsユーザとこれらのドライブを共有するとなると、こういうものはやはり削除したほうが良い。

.DS_StoreもThumbs.dbも.SpotlightもWindowsでマウントすると全部見えるし、Windowsユーザから見れば意味不明のゴミファイルでしかない。

こういうものを渡すと

「どこにそのファイルが入っているの?」

「ファイルは5つしかないからすぐわかるでしょ?」

「いや、なんだかわからないごみがたくさんはいってるよ」

となって

「これだからMacユーザにメモリ貸すの嫌なんだよな」

という嫌味になって帰ってくるかもしれない。

そうした人間関係のギクシャクを防ぐために借りたドライブは綺麗にしておこう。

こうした人間関係清掃アプリがこのDrive Cleanだ。

これならワンクリックでこうした不可視ファイルを綺麗にできるのでお手軽だ。

なおベータ版なのでフリーウエアということらしい。

作者サイトにまだ収録されていないがシェアウエア移行の予定のようだ。





Drive Cleanを起動すると作者さんの作品のおすすめがたくさん出てくる

色々面白いものを作っておられるがとりあえず使用を始めたい時には右下の「Continue」をクリック





メニューバーに常駐アイコンが表示されクリックすると

マウントしている全てのボリュームが表示される

それぞれ簡易なドライブ空き容量メーターになっている





メモリやハードディスクなどの外付けドライブの場合鍵アイコンが表示されている

ドライブの掃除をしたい時はまずアクセスを許可しないといけない

鍵アイコンをクリックして吹き出しの「Open…」というボタンをクリック





パスワードを求められて表示される

ごみが特にない場合はこのような表示になる





ギヤアイコンボタンは設定で設定ウインドウはこんなシンプルな内容

メニューバーアプリだが通常のドックアイコンを表示するアプリにもできる





ゴミがある場合はこういう表示になる

GB単位のゴミがあると表示しているが通常.DS_Store

.Spotlightなどのゴミは溜まっても数MB程度にしかならない

それらはMacには必要なファイルだから神経質に

なる必要はない…Windowsとやりとりする場合を除いては…

GBのゴミは文字通りゴミ箱を空にしていないために数GBのゴミが残っている状態





ホウキアイコンのボタンはゴミを削除するという吹き出しが出る





クリックすると「本当にゴミ掃除してもいいのか?」と確認タグが出る





こうして一度は綺麗になったのだがそのドライブを開いているとすぐにまたゴミができ始める

これもMacのサガだから仕方がない

LibreOffice4.4.1(Freeware)Open Officwベースのオフィススイートの最新版

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LibreOffice4.4.1(Freeware)

OS10.8Mountain Lion対応

OS10.9Mavericks対応

OS10.10Yosemite対応

WindowsXP~7対応

Linux対応


Open Officwベースのオフィススイートの最新版

Open OfficeはMicrosoftのOfficeとの互換性を維持するために常に活発に開発が続けられているが、Microsoftがどんどん新機能を追加したりUIを変更したり拡張子までdocxとかpptxとかに変更するなど規格の変更が激しいのでついていくのも大変なのかもしれない。

互換性を謳わなければ、もっと合理的な規格やUIの開発ができるのかもしれないがMS互換が開発の大前提だからそれが足かせになっているのかもしれない。

そのリビジョンの一つのLibreOfficeもバージョンが4.4まで上がってきた。

最新版のOfficeで作成したファイルを読ませてレイアウトを見てみた。

あと日本語化する手順も紹介する。

ここらあたりのUIやインストールする手順は随分Macに馴染んできていると思う。





Windows版のMS Officeで作成した.docのWordファイルを開いたところ

文字化けだのはもう遠い昔の話だがイメージのレイアウトに関してはやはり崩れはある

しかしわずかな修正で実用できるレベルではある





初期起動画面はスイートのアプリの選択もできるし

最近開いたファイルのリストもサムネイルで

表示されるのが最近のOpen Officeの形態





MacのNumbersで作成したExcel表のグラフ表示

このNumbersで作成したオリジナルは

ここのページに掲載している

数値は概ね正確に再現しているがグラフのデザインは若干崩れる

でも概ね雰囲気を継承しているしグラフの厚さなどを若干いじれば元の雰囲気に近づける

逆に再現性が高いので感心した





同じくKeynoteで作成したグラフィックをパワーポイントの.pptに書き出して表示してみた

イメージが一部失われているがこれはLibreOfficeのせいではなく書き出しの時に失われた

それ以外は非常に再現性が高い

ツールバーのボタンがYosemite風のモノクロでプレーンなアイコンになっているのに注目


LibreOffice Language Pack(Freeware)LibreOfficeを日本語化するアプリ

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LibreOffice Language Pack(Freeware)

OS10.8Mountain Lion対応

OS10.9Mavericks対応

OS10.10Yosemite対応


LibreOfficeを日本語化するアプリ

Linuxバージョンに関してはバイナリを置いてコマンドを実行する。

これがLinuxのリビジョンによってyumだったりdpkgだったりいろいろコマンドが違うのでリードミーをしっかり読んで日本語化しないといけない。

ところがMacの場合はこのアプリを起動してインストーラの指示に従ってパスを通すだけでインストールしてくれる。

便利だ。

やっぱりMacはこうでなくっちゃね。





LibreOffice Language Packを起動すると日本語リソースをインストールするかどうか聞いてくる





インストール可能なパスが自動的に表示されるのでこの中でインストールしたいLibreOfficeを選択する





この表示が出たらインストール完了

簡単だ





この通りLibreOfficeの起動画面のメニューは日本語化された





プルダウンメニューやウインドウ下のページ情報も日本語化されているのに注目

あまりにも検索などで探してくる人が多いので…MacKeeperのアンインストールの仕方をきちんとインストールして解説するよ

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あまりにも検索などで探してくる人が多いので…MacKeeperのアンインストールの仕方をきちんとインストールして解説するよ

最近弊サイトのアクセスの相当な部分が

「MacKeeperのアンインストールの方法がわからない」

「MacKeeperを買わないとシステムが深刻なことになるという警告が出るので削除したい」

という理由で検索して来られている人に占められている。

サイトレファレンスなどを見てもそういう質問サイトや検索結果などから飛んで来られる方が大変多い。

Mackeeperってなんぞやという人もいるかもしれないがMacユーザーでインターネットを使用している人なら口絵のドヤ顔のロボットのアイコンは一度は見たことがあると思う。

こういうレビューを書いたせいだと思う。

最近見かける"MacKeeper"ってどうよ?

MacKeeperが話題になっているらしいのでちゃんとインストールしてレビューしてみた

このソフトは一部で言われているようなスケアウエアというほどの悪質なアプリではないと思っているが、かといってとても役に立つアプリとも私には思えなかった。

なので私は使わないという趣旨のレビューを書いた。

ところが「教えて・知恵袋」系の質問サイトで

「Mackeeperのアンインストールの方法を教えてください」

という質問から弊サイトに飛んでくる人が非常に多くて、アンインストールの方法も分からずによくこんなユーティリティに手を出そうという気が起きるなと逆に感心しているのだが、やはりそれだけこのMacKeeperの宣伝が派手で、初心者がついクリックしてしまう内容だということなんだと思う。

弊サイトは原則褒めることができないアプリは取り上げないし、レビューもしないというルールで運営してきたが、なぜかこのMackeeperは取り上げてしまった。

このアプリが近年のMacDefenderやMacSweeperなどの本物のランサムウエアや有害ソフトと非常に紛らわしかったためというのもある。

またこのMackeeper自体の強引にインストールさせて、あまり意味のない機能で金を取ろうとする姿勢に不快感を感じたということもその理由かもしれない。

おかげでGoogle AdsenseのMacKeeperのクリックスルー分は無効にされるなどの報復を受けているのだが、感じたままに書いたのだから仕方がない。

それはともかく私は使わないが、使う人は自己責任で使って欲しい。

これらの批判的レビューはあくまで私の私見なので、世の中には

「Mackeeperは本当に役に立つ良いソフトだ!」

という意見の人もいるかもしれない。

その人たちの意見を否定するつもりもないし私は使わないというだけのことだ。

ところがそれらの質問サイトで

「リンク先のサイトに書いてある方法でアンインストールしてみましたがうまくいきませんでした」

という質問者のコメントも見かける。

個人的意見のレビューだが、一応書いた者の責任はあるので今回はきちんとアンインストールの手順を紹介する。

そういう質問をする人たちも飛ばし読みをしないでキチンと手順を把握してアンインストールをして欲しい。

ダウンロードしたMacKeeperのpkgファイルの中身を覗くと

スクリプトだけがあってインストーラの本体は入っていない

インストーラはインストールが始まったらダウンロードする仕組みに

なっていてあくまでインストーラの中身はユーザに見せない…

つまりどこに何をインストールするかユーザには秘密という構造は相変わらずのようだ

これを改善しない限り私個人的にはこのユーティリティを信用する気になれない

最新版と思われるMacKeeper3.3.3のインストーラを起動

インストール先の表示なのに「あなたのMacをクリーンアップ」とすっとぼけている

ここでひとつテストを実施

インストーラを立ち上げた状態でインターネットへの

接続を切ってMacをスタンドアローンにしてみた

するとこの通り…エラーによってインストールに失敗する

インストーラを開始してから本当のインストーラをダウンロードし始めインストールが終わったら

ディスクイメージを削除してしまいインストーラの中身をユーザには見せないという仕組みになっている

なぜそんなことをする必要があるのだろうか?

一応インストーラには正規のダウンロード先であるという認証局の証明書が付いている

しかし振る舞いが怪しいのでどうなんだろう…

ところでMacKeeper3.3.3のインストーラではこの状態で止まってしまい

結局インストーラ本体のダウンロードに失敗してインストールできない

どうやらサーバのURLかディレクトリが変更になってインストーラが変更されていないのが原因らしい

こういうところもグダグダだ

旧バージョンのMacKeeper2012のインストーラを引っ張り出してきて

まずこちらをインストールしてみることにした

それにしても100以上の5つ星を獲得したとか書いてあるがどこの五つ星なのかは一切書いていない

こちらは無事にインストールへと進んだ

それにしてもダウンロード9200%って、あんたは宇宙戦艦か?

旧バージョンのインストーラを使っても結局インストールされるのは最新版の3.3.3だった

新バージョンの特徴として「ギークたちとのライブトークで

サポート」を受けられる機能が追加されたそうだ

そのギークたちと思しきオヤジたちの写真が仰々しく出ている

これで早速システムスキャンをかけてみる

2時間ほどCPUがフルアップするほどの負荷がかかる

キャッシュを掃除した直後だが2.5GBの掃除が可能で

パフォーマンスも深刻な状態、セキュリティもやや深刻で

全体的にシステムは深刻な状態なのだそうだ

相変わらずだ

右のギークのマイケルの見解では「ウイルス対策ソフトがない」そうだ(ClamXavが常駐している)

Mackeeperのウイルス対策機能をインストールすることを推奨するんだそうだ

インストールしてテストしてみようとしたところ

以前にテストしたシマンテックのiAntiVirusと衝突するんだそうだ

常駐させていないアプリには反応するのが不思議だが面倒なので見送った

Mackeeperをインストールすると何も設定しなくてもメニューバーにドヤ顔アイコンが常駐するようになる

ログオフしても再起動してもこれは止めることができない

実は「システムが深刻な状態なのでMackeeperを買え」というポップアップはこのプロセスがひょうじしている

このプロセスはログオン項目にも入っていない

Finderで「システムファイルを含む」「不可視ファイルを含む」という条件で

Mackeeperをキーワードに検索するとHelper.plistファイルがあることがわかる

場所は~/Library/LaundeAgenteの中だ

これがあるということは本体のヘルパーも必ずある

それがメニューバーアイコンと「金払え」ポップアップの正体だ

ヘルパーの本体は~/Library/Application Supportの中に

「MacKeeperHelper」という名称のフォルダがありその中にあった

さてアンインストールの手順なのだがまずMackeeper本体をゴミ箱に移動する

するとMackeeperアンインストーラが自動的に立ち上がってくる

これを無視すると上記のヘルパーが残ってしまい

いつまでも「金払え」のポップアップが消えなくなってしまう

このアンインストーラはアンインストールするのかアンケートに

答えないとアンインストールボタンが有効にならない

これを焦ってクリックしてアンインストールした気になっている初心者ユーザが

「削除しても金払えと脅し続けるソフト」という悪評を流している気がする

いずれにしてもこんなゴリ押しなUIをデザインしたMackeeperにも責任はあるのだが…

このアンインストーラで上記ヘルパーは完全に削除された

これまでテストしたどのバージョンもこういう動きをしたので

「削除しても金払えと脅し続ける悪質ソフト」という悪評は初心者の勘違いではないかと思う

Mackeeperのアンインストール手順は以上なのだが

もっと悪意に満ちたソフトをアンインストールする時の心得も触れておく

その手のスケアウエア、ランサムウエアがファイルを突っ込んできそうな場所というのがある

例えば上記のヘルパーのplistファイルを入れて起動項目にする~/Library/LaunceAgents

/Library/LaunceAgentsはこの~/Library/Application Support

/Library/Application Supportとセットになっている

ここに何かフォルダを突っ込んでくるのだが悪意があるのなら本体アプリと同じ名前ではない可能性もある

実際mozilaという名称の偽装ファイルを突っ込んできた悪質なソフトも存在した

タイムスタンプでインストールした時間帯のファイルを含むフォルダが怪しい

スマート検索フォルダで「不可視ファイルを含む」「システムファイルを含む」という条件で

最終更新日、作成日などの条件で検索してみるのも手っ取り早いと思う

ライブラリフォルダの方の/Library/LaunchAgents

もし起動項目があったらplistファイルが入っているはずだ

ここにplistを入れるのは製品版ソフトが多いがチェックしてみる意味はある

もう一つチェックする項目として/Library/LaunceDaemonsも覗いた方がいい

ここも起動時に自動的に起動する項目のplisyファイルが入っている





さらにもう一つあげるとここ/Library/Startupitem

ここらは管理者権限がないと何もインストールできない場所だが

なんせインストール時にパスワードを入力させるアプリが多いので狙われる場所だと思う

insTuner(Freeware)メニューバーに常駐してさっと使える、視覚的なインターフェイスのクロマチックチューニングアプリ

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insTuner(Freeware)

OS10.9Mavericks対応

OS10.10Yosemite対応


メニューバーに常駐してさっと使える、視覚的なインターフェイスのクロマチックチューニングアプリ。

使い方はとても簡単でメニューバーアイコンをクリックしてウインドウを呼び出したら、音を出してチューニングを確認する。

入力はUSBオーディオでなくても内蔵マイクでもOKなのでバンドのチューニングの現場でも手軽に使える。

ウインドウの表示色でピッチオンかアンダーかオーバーかを表示するので、手放しで使えるのが楽器を扱う人にはありがたいだろう。

シンプルなインターフェイスだが、プロ版のシェアウエア登録をすれば詳細をグラフィック表示できるオプションもある。

フリーウエア版でも詳細なピッチ選択もできるので、フリーウエア版だって侮れない。





insTunerは起動するとメニューバーアイコンとして常駐する

使用する時にはワンクリックでチューニング画面を呼び出せる

右下のギアアイコンんボタンは設定画面、終了コマンドなどのメニュー





楽器の音はラインでなくても内蔵マイクでもOK

これはF2のトーンにしてはアンダーという表示

Fに合わせたいならピッチアップ、Eに合わせたいならピッチダウンせよという表示





A3(ギターの5弦開放弦の音)にピッタリあったらこんな表示になる





ギヤアイコンの設定ボタンで開いたウインドウ

コンサートAというのは基準音のピッチの調整

音楽理論的にはAの音は440Hzということになっているが

実際のコンサート会場のピアノなどのピッチは442とか443ぐらいに合わせてあるところが多い

その方が音が明るく聴こえるためだがそのコンサートピッチに

合わせるためにチューニングの基準を調整することができる





その下の設定は音律の選択

デフォルトは12平均律になっていてポップスやロックのギターの

チューニングならそのままで十分なのだがリュートのような

共鳴弦がある楽器だと平均律では音が響かないという問題がある

その時に最適な音律を選択できるようになってる





システム設定はログイン時起動の設定と入力信号の選択が可能





アップグレードボタンでプロ版のアウトライン、購入ボタンも表示される

気に入ったらこっちを使ってみるのもいいと思う

Yosemiteの虹色ボールを防ぐためにメモリ管理をMemory Cleanにやらせてみたが一長一短のようだ…

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Yosemiteの虹色ボールを防ぐためにメモリ管理をMemory Cleanにやらせてみたが一長一短のようだ…

気のせいかもしれないが、たぶん気のせいではない。

MacもOS10.9から10.10へとなってインターフェイスを整理したりで、軽くなったはずだった。

そのように聞いていた。

ところがYosemiteになってなぜか虹色ボールが頻繁にぐるぐる回っているように思う。

気のせいに違いない。

気のせいだと思いたい。

しかし虹色ボールは実際にぐるぐる回っている。

メモリ管理の方法が随分変わったようで、メモリが逼迫するとどんどんSwapをページアウトしていた初期の頃のOS Xと違って最近の世代のOS XはSwapをほとんど書き出さなくなった。

最初から1GBある代わりに、いつまでたっても1GBのままだ。

だからOSは軽くなったはずなのだが、圧縮メモリにどんどんページアウトするようになってやっぱり虹色ボールは回っている気がする。

私の2009年型のMacBook Proが非力なせいなのかもしれない。

そこで少し考え方を変えてみた。

anchor



Memory Clean for Mac(Freeware)

OS10.7Lion対応

OS10.8Mountain Lion対応

OS10.9Mavericks対応

OS10.10Yosemite対応


以前ここで紹介したメモリ解放する常駐型アプリがYosemiteにも対応している。

これはクリックでメモリを解放するだけでなく定期的にメモリを解放する常駐アプリとしても使える。

Yosemiteになってメモリに影響を及ぼすコマンドが色々変わったのか効果が変わっているものが多い。

例えばpurgeコマンドなんてあるバージョンまでは絶大な効果があったが、だんだん効かなくなってきている。

いろいろ試した結果、YosemiteではこのMemory Cleanがメモリの空き容量を確保するという意味では一番目に見えてこうがあるように思う。

ただし空き容量は確保できるのだが、その結果Swapにはページアウトし始めた。

これならメモリ圧縮を無効化するコマンドを実施しても同じことかもしれない。

これについてはそのうち触れるかもしれないが、今のところメモリ圧縮を無効化する方がいいというところまでは割り切れていない。

どんなものなんだろう?





Memory Cleanのバージョンが上がっていてYosemiteにも対応していた

メモリ解放アプリもいろいろ試しているがOS Xのバージョンが上がるにつれて

効果が弱くなっているものあれば効果があるものもある

Memory Cleanも試してみた





その結果は1.68GB、圧縮メモリも多少減らすことができた





常駐させることで結局見かけ4.4GB、実質3.4GBの空き容量を稼ぎ出している

ただし1GBから増えることがなかったSwapが2GBになっている

結局トレードオフということだがどちらがマシなんだろうか?

もしSwapの方がマシなら圧縮メモリを無効化すればいいと思うのだが

どちらが虹色ボールが少なくなるのか難しいところだ

しばらくはこれで使ってみようと思っているが…

RSSの配信に失敗〜FeederのRSSのエントリが全部消えてしまう…のはサイトのhtmlが「UTF-8サポート外の文字に化けた」とのことだが原因はパスのコピー?

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RSSの配信に失敗〜FeederのRSSのエントリが全部消えてしまう…のはサイトのhtmlが「UTF-8サポート外の文字に化けた」とのことだが原因はパスのコピー?

先日、弊サイトのRSS配信ができなくなってしまった。

何かのはずみでRSS配信に使っているFeederのエントリが全て消えてしまい配信が不可能になった。

そのメッセージが

「UTF-8に適合しないエンコードが使用されているために読み込めない」

という内容で、XMLのRSSがUTF-8を使用しているのはわかっていたが、指摘されたラインがテキストエディタではちゃんと見えていて文字化けもしていないのにエンコード不適合というのがよくわからなかった。





一昨日弊サイトの記事を更新していつもの手順でRSSも更新したのになぜか配信されなかった

RSSの編集に使っているFeederを開くと「RSSのエントリを読み込めない」という警告が…

よく見ると「139行目にUTF-8に不適合のエンコードがある」という警告がある





そのままFeederを起動すると過去エントリも含めてRSSの記事が全部消えてしまった

当然この状態でRSSは配信されていない

~/Library/Application Support/Feeder/Feedsの中身をTime Machineで復活させれば元には戻る

しかし一昨日の過去エントリを再登録するとまた消えてしまう

どうやら一昨日のエントリのどこかが壊れているらしい





元のhtmlをCotEditorで編集しているのでチェックしてみるが特に文字化けしているわけではない

何が不適合なのか警告に出ている行番号を参考に探してみたが結局よくわからなかった

可能性としてファイルのパスをコピーした行か日本語変換のユーザ辞書で作成したスニペットが

どこかで失敗してそこから後の行が壊れたかあたりがありえそうな感じだった

でもどこが壊れているのかわからなかったので該当行より後を全部目視で見ながら全部打ち直した





打ち直した結果Feederにもちゃんと登録できるようになったしRSSメッセージもちゃんと飛ぶようになった

だからどこかが壊れたんだろうとは思うが原因がよくわからない

しかし可能性は上記の二つに絞り込まれたのでパスのコピーをYosemiteに最適化させることにした



Automator(bundle)

OS10.5Leopard対応

OS10.6SnowLeopard対応

OS10.7Lion対応

OS10.8Mountain Lion対応

OS10.9Mavericks対応

OS10.10Yosemite対応


システムバンドルの自動プロセス、自動サービスをレゴ感覚で作ることができるアプリがこれ。

これを使ってみようと思ったのは、今までフリーウエアでパスをテキストコピーしてサイトの原稿にペーストするという作業をしていたのだが、どうやらこれがエンコード破損、RSS配信失敗の原因らしい。(違うかもしれないけど、タイプ打ち直したら治ったから多分そう)

それでテキストエンコードのルールなんてシステムの世代で細かく変わるし、いつまでも古いフリーウエア使ってないでYosemiteに適合したパスコピーのフリーウエアを探していた。

そしたらシステムバンドルのAutomatorでもできるじゃないかということに思い至った。

参考記事はこちら

Quickly Copy a File or Folder Path to the Clipboard in Mac OS X

なんせシステムバンドルなんだから、これがシステムに不適合ということもないだろう…

ということでAutomatorを使ってファイルパスをコピーするサービスを自分で作ることにした。

手順は以下の通り。

実際の作業は右クリックなどのコンテクストメニューからできる。

Automatorのコンテクストメニューがサービスの中にあるのは若干不便だが、これが今のMacの仕様だから仕方がない。

でも便利にはなった。

これでエンコード不適合が再発しないかしばらく様子を見る。





Automatorを起動してメニューから新規で新規プロジェクトを作成する

何をしたいかまず選ぶのだが今回はシステムサービスの作成なのでサービスを選択する





アクションの項目の中のユーティリティを選択して

「クリップボードにコピー」を右のペインにドロップする

これで何かをクリップボードにテキストで取得するというサービスができる





何を取得するかを右ペインの吹き出しで選択する

パスをコピーしたいので検索対象はFinder、選択項目は「ファイルまたはフォルダ」





以上を選択したらメニューから保存を選択する





自分でわかりやすい名前でいいので名前をつけて保存することでサービスに保存される





パスをコピーしたいファイルのアイコン上で右クリックしてコンテクストメニューを呼び出す

そのサービスメニューの中に今自分が作ったAutomatorメニューが追加されている





テキストエディタでペーストすると先ほど右クリックしたファイルのパスを取得している

パスをテキストで書くことが非常に多いのでこの機能は重宝すると思う

これでエンコード不適合が今後起きないかしばらく様子見する

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